今年3月9日にチリ・サンティアゴで韓国歌手として初コンサートを開催したアイドルグループのJYJ。彼らは韓国内の放送出演などの活動に制約を受けると、海外市場を開拓し始めた。前列左からキム・ジェジュン、パク・ユチョン、キム・ジュンス(写真=CJeSエンターテインメント提供)。
◆東方神起騒動の後遺症か
JYJ3人のメンバーは2004年SMエンターテインメント所属の5人組東方神起としてデビューした。東方神起はまもなく歌謡界トップに上がり、ファンクラブ会員だけで10万人を超えた。2009年3人は「専属契約13年はとても長い」としてSMを相手に「専属契約効力停止仮処分申請」を出した後、今の所属事務所に移ってJYJを結成した。 SMとの訴訟は現在も進行中だ。
以後、彼らはアルバム流通、公演会場、テレビ出演などで困難にぶつかった。相当なアルバム販売量と人気にもかかわらず、この3年間、韓国内の放送局のその歌謡・芸能番組にも出演しなかった。
例えばパク・ユチョンはKBS(韓国放送公社)ドラマ『成均館スキャンダル』、SBS(ソウル放送)ドラマ『屋根部屋の皇太子』に主演で出演したが、ドラマ広報に欠かせない該当放送局の芸能番組でその姿を見られなかった。出演が決定してもキャンセルされた場合もあった。
とりあえず放送各社は「法廷紛争中である歌手を出演させることはできない」という立場だ。だがJYJ側は「本案判決前まで独自に活動することができる」という仮処分結果を受けた状況だと話している。一部では外圧説も提起している。
キム・ジュンスは5日メキシコ公演中に開いた記者懇談会で「ただドラマに出演しないとテレビに顔を出せない現実に何回も葛藤した。だが、最も上手くできることをしようという考えで(広報が難しいことを知りながらも)今年5月ソロアルバムを発売した」と話した。5億ウォンをかけて撮影した彼のソロアルバムタイトル曲『Trantellegra(タランテレグラ)』プロモーションビデオはただの一度も電波に乗ることはなかった。
JYJは代わりに海外に視線を転じた。東方神起時期にできたファンを基盤に外国舞台に勝負をかけた。
韓国では「厄介」、海外では「歓迎」 …JYJのパラドックス(2)
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