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地上波の24時間放送を許可…韓国テレビ放送史上初めて

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
KBS(韓国放送公社)・MBC(文化放送)・SBS(ソウル放送)など地上波放送局の24時間放送が可能になった。放送通信委員会(放通委)は7日、こうした内容の「地上波テレビ放送運用時間規制緩和案」を議決した。

これまで地上波放送局は国家的な省エネなどを理由に、一日19時間(午前6時-翌日午前1時)まで放送が可能だった。地上波放送局の24時間放送体制は、1961年に韓国にテレビ放送が導入されて以来初めて。その間、地上波放送局は有料放送との規制不均衡解消、視聴者の視聴権保障などを主張しながら規制の廃止を要求してきた。

今回の決定を受け、KBS1は10月から24時間放送、KBS2は11月から21時間放送をする計画だ。MBCは10月からSBSは12月から21時間放送をする予定。


新たに増える深夜時間帯(午前1-6時)にKBSはクラシック・スポーツ・ドキュメンタリー、MBCは時事報道・文化芸術、SBSはドキュメンタリー・スポーツなどを主に編成する方針だ。ただ、放送通信委員会は深夜時間帯の再放送の比率が毎月、放送時間帯全体の40%(一日2時間)を超えないよう勧告した。

◇ケーブルテレビ業界が反発=ケーブルテレビ業界は今回の決定で、地上波放送の広告シェアが増えると懸念している。昨年、地上波放送3局の放送売上高は2兆9000億ウォン(約2000億円)、広告売上高は1兆7000億ウォンだった。これは前年比でそれぞれ8%増、6%増。同じ期間、ホームショッピング・地上波系列会社を除いた全体PP(Program Provider=番組を制作して供給する事業者)の売上高は1兆3870億ウォンと、地上波全体の売上高の35.4%にとどまった。



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