サムスン電子のギャラクシーS3。
アップルが収めた勝利が米国で少なからぬ逆風を迎えているのだ。米国のオンライン経済専門メディア「ビジネスインサイダー」の最高経営責任者(CEO)で編集長を務めるヘンリー・ブロジェット氏は、「アップルの特許訴訟は全く話にならない」という記事を載せた。彼は「アップルの勝利はアップルと弁護士・株主には良いことだが、サムスンと他の会社には高いもので、消費者には悪いことだ」と主張した。ブロジェット氏は今回アップルの特許と認定された▽画面をタップして文書を拡大すること(画面をタップすると何かが起きるというのはどれだけ大きな革新なのか!)▽アプリを表示する正方形のアイコン(アップルの競争者は円形か三角形で作らなくては!)▽長方形の黒い外観(そうだ、サムスンは黒い色に長方形だから賠償しなければならない)などを例に挙げ、「世界で最も裕福で強い会社であるアップルはそもそも特許を受けてはならない特定機能を競争者が模倣したと提訴した」と批判した。彼は「アップルの行動は公正・正義・革新はもちろん金のためでもない」として「ただ話にならないことだけだ」と指摘した。
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