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米国に渡った韓国人養子、市民権与えられないケースも…(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

養子として米国に渡ったが、韓国に強制追放されたK(39)が、2日午後、ウリィ銀行開浦洞(ケポドン)支店で、ガス拳銃を銀行員に突きつけながらお金を要求している。Kは2000万ウォンを持って逃げたが、強盗傷害容疑で捕まった。Kは1974年に養子として米国に送られた(写真=水西警察署)。

2日、ソウル江南(カンナム)開浦洞(ケポドン)の銀行支店に白いかつらをかぶりサングラスをかけた30代の男が現れた。ガス拳銃で職員を脅し、2000万ウォン(約140万円)を奪った強盗は、銀行の前にあったタクシーに乗った。強盗はタクシーの運転手に「ゴー、ゴー(Go Go)」と叫んだ。タクシー運転手は車のエンジンを切って逃げた。警察はタクシー運転手の申告を受け、出動2分後に強盗を捕まえた。

検挙された強盗K(39)は1974年10月に養子として米国に渡った。アリゾナ州で馬1000頭を飼育する米国人夫婦のもとで裕福に育った。しかし養父母が事故で死亡し、不幸が始まった。養父母がKに米国市民権を与える手続きを踏まず、財産を相続できなかったからだ。

Kは暴力団の世界へ入った。2000年に麻薬と暴力容疑で逮捕され、刑務所で7年間を過ごした。Kは市民権がないうえ、犯罪を犯したため、韓国に強制追放された。07年に韓国に来たKは英会話教室の講師をしていたが、再び麻薬に手を出し、1年間、刑務所生活をした。先月10日に出所したKは前科のため仕事を探せず、生活に苦しんでいた。


Kのように養子として米国に送られた後、市民権を受けられず適応できないケースは少なくない。韓国で捨てられた後、米国社会でもまた捨てられているのだ。米国では海外から養子を受け入れた場合、裁判所に出席し、市民権取得手続きを踏まなければならない。不法移民者があふれているからだ。ところが一部の養父母は費用と時間がかかるという理由で市民権取得手続きをしていない。

海外養子縁組連帯のオ・ミョンソク運営委員は「米国で市民権を受けられなかった人が年間5-10人ほど訪ねてきて助けを求める」と述べた。海外養子保護民間団体「根の家」には、米国で市民権がないため韓国に追放されたという話が入る。



米国に渡った韓国人養子、市民権与えられないケースも…(2)

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