ロンドンオリンピック(五輪)サッカーの最高スターを決める一戦だ。年俸・認知度ともにブラジルのネイマール(20、サントス)が奇誠庸(キ・ソンヨン、23、セルティック)より上であることは間違いない。しかしまもなく両チームの中心選手である2人の対決が見られるということに、サッカーファンはときめいている。
8日午前3時45分(日本時間)、マンチェスターのオールドトラフォードで韓国-ブラジルのロンドン五輪男子サッカー準決勝が行われる。メキシコに次ぐB組2位で8強に進出した韓国は開催国の英国をPK戦で退け、士気が高まっている。大会前から優勝候補に挙がっていたブラジルは、毎試合3得点する攻撃力で準決勝に上がってきた。
ブラジルの‘攻撃サッカー’はネイマール、韓国の‘バランスサッカー’は奇誠庸が求心点だ。ネイマールと奇誠庸のポジションは違う。ネイマールはサイドFWで奇誠庸は中央MFだ。しかし両選手ともに各チームの看板で、試合の流れを変えるエースだ。
‘第2のペレ’と呼ばれるネイマールは17歳だった09年にサントスに入団し、過去4シーズンで110得点した。昨年はチームをコパリベルタドーレス(南米クラブ対抗戦)優勝に導き、南米最優秀選手賞に選ばれた。スペインのレアルマドリードとFCバルセロナがネイマール獲得に乗り出している。ネイマールは今回の五輪4試合で3ゴールを決め、レアンドロ・ダミアン(23、インテルナシオナル、4得点)に次ぐ得点2位。ヘアスタイルほど華麗なドリブルで相手DFを崩す能力が優れている。
ブラジルと対戦したチームはネイマールを集中マークし、他の選手にスペースを与えてゴールを許すケースが多かった。洪明甫(ホン・ミョンボ)監督もこれを警戒している。洪監督は6日の公式記者会見で「ネイマールが良い選手であるのは間違いないが、その他の選手も優れている。 ネイマールに集中すればその他の問題が生じるので、うまくバランスをとって対応したい」と述べた。
ネイマールが視線を引く‘スポーツカー’なら、奇誠庸は強くて幅広く使える‘SUV’のような存在だ。 奇誠庸はプレスと組織力を重視する韓国五輪チームの調律師だ。 守備では守備型MFパク・ジョンウ(23、釜山)とともに1次阻止線の役割をし、攻撃では具滋哲(ク・ジャチョル、23、アウグスブルク)と呼吸を合わせる。 鋭いパスと強力なミドルシュート、フィジカル能力まで備えた万能MFだ。
海外の記者らは奇誠庸をスティーブン・ジェラード(32、リバプール)とよく比較する。 体格があり、プレースタイルも似ていて、気力あふれるプレーで守備にも積極的に加わる姿がジェラードを連想させるということだ。 最近は攻撃力まで大きく向上し、ビッグリーグでも通用するという評価を受けている。 奇誠庸もこの点をよく知っている。 イングランドプレミアリーグのクイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)移籍の話が出ている奇誠庸にとって、今回の五輪はより高いレベルの舞台へのステップになる見込みだ。
8日午前3時45分(日本時間)、マンチェスターのオールドトラフォードで韓国-ブラジルのロンドン五輪男子サッカー準決勝が行われる。メキシコに次ぐB組2位で8強に進出した韓国は開催国の英国をPK戦で退け、士気が高まっている。大会前から優勝候補に挙がっていたブラジルは、毎試合3得点する攻撃力で準決勝に上がってきた。
ブラジルの‘攻撃サッカー’はネイマール、韓国の‘バランスサッカー’は奇誠庸が求心点だ。ネイマールと奇誠庸のポジションは違う。ネイマールはサイドFWで奇誠庸は中央MFだ。しかし両選手ともに各チームの看板で、試合の流れを変えるエースだ。
‘第2のペレ’と呼ばれるネイマールは17歳だった09年にサントスに入団し、過去4シーズンで110得点した。昨年はチームをコパリベルタドーレス(南米クラブ対抗戦)優勝に導き、南米最優秀選手賞に選ばれた。スペインのレアルマドリードとFCバルセロナがネイマール獲得に乗り出している。ネイマールは今回の五輪4試合で3ゴールを決め、レアンドロ・ダミアン(23、インテルナシオナル、4得点)に次ぐ得点2位。ヘアスタイルほど華麗なドリブルで相手DFを崩す能力が優れている。
ブラジルと対戦したチームはネイマールを集中マークし、他の選手にスペースを与えてゴールを許すケースが多かった。洪明甫(ホン・ミョンボ)監督もこれを警戒している。洪監督は6日の公式記者会見で「ネイマールが良い選手であるのは間違いないが、その他の選手も優れている。 ネイマールに集中すればその他の問題が生じるので、うまくバランスをとって対応したい」と述べた。
ネイマールが視線を引く‘スポーツカー’なら、奇誠庸は強くて幅広く使える‘SUV’のような存在だ。 奇誠庸はプレスと組織力を重視する韓国五輪チームの調律師だ。 守備では守備型MFパク・ジョンウ(23、釜山)とともに1次阻止線の役割をし、攻撃では具滋哲(ク・ジャチョル、23、アウグスブルク)と呼吸を合わせる。 鋭いパスと強力なミドルシュート、フィジカル能力まで備えた万能MFだ。
海外の記者らは奇誠庸をスティーブン・ジェラード(32、リバプール)とよく比較する。 体格があり、プレースタイルも似ていて、気力あふれるプレーで守備にも積極的に加わる姿がジェラードを連想させるということだ。 最近は攻撃力まで大きく向上し、ビッグリーグでも通用するという評価を受けている。 奇誠庸もこの点をよく知っている。 イングランドプレミアリーグのクイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)移籍の話が出ている奇誠庸にとって、今回の五輪はより高いレベルの舞台へのステップになる見込みだ。
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