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韓国GMに構造調整の嵐…132人が希望退職(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
米ゼネラルモーターズ(GM)の「小型車グローバル基地」の座を占めた韓国GMが構造調整作業に着手した。

韓国GM関係者が6日に明らかにしたところによると、6~7月に部長級以上の役員を対象に希望退職の申請を受け付け、132人が志願した。2年分の年俸と退職金を払う条件だった。希望退職に応じた役員は先月末から会社を離れ始め、今年末までに全員が辞める予定だ。先月24日にS&Tグループ系列会社のS&Tモーターズ(旧暁星機械)社長になったペ・ドンジュン海外営業部門常務もそのうちの1人だ。韓国GMでは希望退職のほかにも組織改編作業の真っ最中だ。

このような体制縮小は、ブラジル、ドイツ、アルゼンチンのGMで働き今年初めに韓国に赴任したセルジオ・ロシャ新社長の経営持論である「組織スリム化」とかみ合わさる。


しかし問題は内紛だ。本社から派遣された役員(ISP)と非ISPに分かれ内部亀裂が尋常でない。米国式経営に固執するISPが希望退職と組織改編を主導しているが非ISPを形成している韓国人従業員がこれを信頼しないでいるのだ。

特に事務職の反発が強い。2005年に事務職労組を作り昨年末に生産職労組と統合すると先月13日には金属労組のストに参加し韓国の自動車メーカーで唯一事務職が部分ストを行った。金属労組韓国GM支部事務支会のホームページには「いまは希望退職対象者が部長級だが今年末には次長級まで下がりかねない」との懸念が多く見られた。事務職労組には全事務職5000人余りのうち3700人が加入した状態だ。生産職労組の組合員数は1万人に達する。



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