コレールの鄭昌永(チョン・チャンヨン)社長は31日に会見し、「フランスのTGVを母体としたKTXのマニュアルは韓国の地形や気候などに合わないと判断し、年末までに韓国の環境に合うマニュアルを作る」と明らかにした。
金井トンネル事故の原因となった補助冷却装置2個はTGVのマニュアルでは交換時期が運行開始後15年となっている。だが、事故を起こしたKTXの補助冷却装置は8年で故障した。また、TGVのマニュアルには補助冷却装置2個のうち1個が故障してもバックアップシステムにより時速300キロメートルで正常運行ができるようになっているが、今回は2個とも故障した。鄭社長は、「平地が多いフランスと違い、韓国鉄道は傾斜が激しくてカーブが多いためTGVより部品の老朽化が早いものと推定される」と話した。コレールはKTXのすべての補助冷却装置と暖房接触器など故障の恐れがある26個の部品を来年までに交換することにした。
金井トンネル事故の原因となった補助冷却装置2個はTGVのマニュアルでは交換時期が運行開始後15年となっている。だが、事故を起こしたKTXの補助冷却装置は8年で故障した。また、TGVのマニュアルには補助冷却装置2個のうち1個が故障してもバックアップシステムにより時速300キロメートルで正常運行ができるようになっているが、今回は2個とも故障した。鄭社長は、「平地が多いフランスと違い、韓国鉄道は傾斜が激しくてカーブが多いためTGVより部品の老朽化が早いものと推定される」と話した。コレールはKTXのすべての補助冷却装置と暖房接触器など故障の恐れがある26個の部品を来年までに交換することにした。
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