全賢俊(チョン・ヒョンジュン)統一研究院選任研究委員は「張成沢と崔竜海が推進している改革・開放プログラムに、軍部強硬派を代表する李英鎬が強い発言をした可能性がある」と述べた。 4月の長距離ミサイル発射の失敗、核実験の不発、金正恩の訪中をめぐる中国指導部の「核実験放棄」圧力局面で硬直した対応を見せ、金正恩の信用を失った可能性もある。
今後の関心事は、李英鎬の解任が金正恩体制の根幹を揺るがすほどの事態につながるかどうかだ。 専門家らは「すぐにそうなる可能性は少ない」とみている。 党政治局会議で解任手続きを踏み、これを官営メディアで発表するなど、状況が適切に統制されている点でだ。 もちろん権力基盤を丸ごと剥奪する粛清が続く場合、当事者らが動揺し、まだ熟していない金正恩権力体制にも亀裂が入るというのが、専門家らの診断だ。 統一部の当局者も「北朝鮮軍部の反発の可能性」に対し、「鋭意注視する面がある」と述べた。
金正恩の“軍後見役”李英鎬…張成沢夫婦の力で解任か(1)
今後の関心事は、李英鎬の解任が金正恩体制の根幹を揺るがすほどの事態につながるかどうかだ。 専門家らは「すぐにそうなる可能性は少ない」とみている。 党政治局会議で解任手続きを踏み、これを官営メディアで発表するなど、状況が適切に統制されている点でだ。 もちろん権力基盤を丸ごと剥奪する粛清が続く場合、当事者らが動揺し、まだ熟していない金正恩権力体制にも亀裂が入るというのが、専門家らの診断だ。 統一部の当局者も「北朝鮮軍部の反発の可能性」に対し、「鋭意注視する面がある」と述べた。
金正恩の“軍後見役”李英鎬…張成沢夫婦の力で解任か(1)
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