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ゾウの代わりに“故障”消防車を寄贈?…「国際的な恥」=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
レジャー施設の大田(テジョン)オーワールド(O-WORLD)がカンボジアからゾウの寄贈を受け、その代わりカンボジアに消防車を寄贈する予定だったが、消防車が故障で動かず、国際的な恥をかいた。

オーワールドによると、昨年12月末、大田市議会議員4人と職員2人の計6人は、アジアゾウ2頭の寄贈を受けるためにカンボジア国会を訪問した。アフリカゾウより体が小さいこのゾウは希少動物の一つで、1973年に発効した「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約」(CITE)に含まれ、国際的に取り引きが禁止されている。

オーワールドはこの象の寄贈を受ける代わりに、カンボジアに消防車を寄贈する計画だった。大田市消防本部所有の廃車となった中型消防ポンプ車(97年式)で、500万ウォン(約35万円)をかけて修理した車両だった。しかしこの消防車はカンボジア南部シアヌークビルで通関手続きを終え、プノンペン市に移動している途中、動力伝達装置が故障し、国会寄贈式の現場に到着できなかった。


オーワールドは消防車をまた修理し、2月にカンボジア国会で散水作業を試演しようとしたが、きちんと作動しなかった。このため、結局、オーワールドのゾウの導入もなくなった。



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