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日本のホストバーで法人カード6300万ウォン…女性職員の横領の手口とは

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
2010年、ソウルのあるIT企業人事管理チームに就職したチョさん(22、女性)は、職員の海外出張費の伝票処理業務の担当になった。チョさんは同年12月からコーヒーやピザなどの飲食費を法人クレジットカード(以下、法人カード)で出すなど、会社のお金を個人的用途として使い始めた。会社が気づかないと分かりさらに大胆になったチョさんは、法人カードで海外旅行に行ったりブランドバッグを購買したりした。2回目の旅行からは、チョさんの行き先にはホストバーが必ず含まれていた。

チョさんは昨年1月から6月まで、日本を往復して東京のホストバーをはしごした。特に4月に行った新宿の2カ所のホストバーでは、3日間で合計6300万ウォン(約420万円)を法人カードで決済した。韓国内でも破格のカード使いは続いた。遊興業店、高級レストラン、ショッピングモールなどで、チョさんが使った法人カードの利用内訳は埋められていた。

犯行がばれることを恐れたチョさんは、同僚の名前を使って出張申請書を30回以上も偽造した。自分が使ったレシートや代金請求書、クレジットカード売上伝票などを添付した後、財務チームの職員に提出して会社の疑いをすり抜けた。文書偽造に使われた同僚の名前は20人を軽く超えていた。しかし昨年、会社の会計検査でチョさんの犯行が明らかになり、今年の2月に会社の資金約4億7000万ウォン(約3150万円)を着服した容疑(業務上横領)で起訴された。チョさんは同月1審で懲役2年6月の宣告を受けた後、控訴した。ソウル東部地方裁判所刑事控訴3部(部長キム・ホンド)は原審の2年6カ月を変更なしで確定したと5日、明らかにした。






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