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グーグル、K-POPを活用し韓国市場を攻略?

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

グーグルプラス「K-POPハブ」の初期画面。韓流スターとリアルタイムでチャットもできる。

グーグルが「K-POP伝導師」として乗り出した。

グーグルコリアのチョ・ウォンギュ研究開発総括社長は16日、グーグルコリア本社で懇談会を開き、「グーグルの新しいソーシャルネットワーキングサービス(SNS)のグーグルプラスに韓流スターを知らせる『K-POPハブ』(www.google.com/intl/ko/+/kpop/)を開設し、これを海外ユーザーに積極的に知らせる」と明らかにした。続けて「グーグルのユーチューブが初期韓流形成に大きく寄与したようにモバイル時代にぴったりのグーグルプラスもやはりそれ以上の役割をするものとみている」と付け加えた。

グーグルプラスに開設された「K-POPハブ」には、BEASTとSISTARをはじめとする主要なK-POPスターの関連ページが1カ所に集まっており、韓国だけでなく海外のユーザーも簡単にアクセスできる。既存K-POP関連の内容はさまざまなインターネットサイトに分散しており便利に利用できないという指摘に従ったものだ。韓国語はもちろん英語と日本語でもサービスされる。グーグルプラスに特定国の芸能人だけ別途に集め別途のサービスをするのは韓国が初めてだ。「K-POPハブ」はグーグルプラスにスペースを確保して露出頻度を高めコミュニケーション機能を極大化したのが特徴だ。


このページを通じて芸能人の写真と基本情報を見るだけでなく、グーグルプラスのハングアウトを活用して最大10人のファンが同時に該当芸能人とリアルタイムで対話することも可能だ。世界のどの地域に居住する韓流ファンでも韓流スターがあらかじめ予告した時間になればコンサート会場に行かなくても姿を実際に見ることができる。また、この画像チャット内容を生中継して世界の誰とでも共有できる「ハングアウトオンエア機能」も備えた。モバイル上で撮った写真はグーグルプラスに自動でアップロードされ共有することもできる。

グーグルがこのように韓国に気を遣う理由は韓国市場が持つ象徴性のためだ。韓国はグーグルの主力基本ソフト(OS)のアンドロイドを基盤としたスマートフォンを世界で最も多く生産する国のひとつだ。グーグルはサムスン電子とLG電子など韓国主要電子メーカーと組んでアップルのiPhoneと競争してきた。また、中国とともに韓国の検索市場はグーグルの検索エンジンが力を発揮できない数少ない市場だ。グーグルは韓国のパソコン検索市場の3~4%、モバイル検索市場の12~13%ほどを占めているのが全てだ。

グーグルはこの日「K-POPハブ」を出すと同時にグーグルプラス用モバイルアプリケーションを公開した。グーグルプラスは昨年6月に初めて公開したが韓国の利用者は最近までパソコンだけでしか使えないという短所があった。今回スマートフォン用アプリを出し、アンドロイド基盤のスマートフォンだけでなくアップルのiPhone使用者もこれを無料でダウンロードして使える。このアプリをダウンロードすればスマートフォンで「K-POPハブ」も簡単に使うことができる。チョ社長は「K-POPハブとグーグルプラスアプリが韓国のモバイル市場の地図を変える端緒になると信じている」と話した。



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