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麗水世界博覧会の海洋ロボット展示館=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

韓国で麗水(ヨス)世界博覧会が12日に開幕する。国内初の商用化ロボット魚「フィロ」が水族館で遊泳する姿を観覧客が見ている。

麗水(ヨス)世界博覧会が12日に開幕する。「生きている海、息づく沿岸」をテーマに、世界105カケ国が参加し、3カ月間にわたり開催される。大宇(デウ)造船海洋ロボット展示館には70種類が超える国内外のロボットが展示・運営される。

国内初の商用化ロボット魚「フィロ」が水族館で遊泳する姿を観覧客が見ている。「フィロ」はフィッシュ(Fish)とロボット(Robot)の合成語で、本物の魚のように動く知能型ロボット魚。

クロダイのようにデザインされ、材質はアクリルと強化プラスチック。大きさは長さ490ミリ、厚さ240ミリ、高さ100ミリ。重さは2.8キロ、速度は0.8メートル/秒で、潜水は10メートルまで可能だ。内外部に8個のセンサーがあり、障害物を自ら避ける。


無線通信で操縦も可能だ。無線通信は淡水では距離200メートル、水深5メートルまで可能だが、海水では無線通信を妨げる各種不純物が多いため、現在の技術では不可能。1回の充電で7時間ほど動く。

エスアールシー(株)が展示・体験用として開発したこの魚ロボットの価格は約2000万ウォン(約150万円)台。



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