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「韓日中FTAよりも韓中FTAが先」 なぜ?(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
元ソウル大国際大学院教授の朴本部長は、‘剣闘士’と呼ばれた前任(金宗フン国会議員)とはイメージからして違う。 通商交渉本部の関係者は「学生を教えるように一つずつ説得していくスタイル」と朴本部長を評価している。 朴本部長に「なぜ韓米FTA反対世論が消えないのか」と尋ねると、やや長い答弁が返ってきた。

「一般人にとって私の話は抽象的であり、反対側には非常に脅威的・屈辱的だ。 もともと貿易の利得は多くの人に広がっていて、個々人ではあまり感じられない。 これに対して被害を受ける人はみんな没落した感じだ。 こういう人の話を聞けば『なぜFTAをするのか』と思うだろう。 重要なのは、大きな絵を見ようということだ。 盧武鉉(ノ・ムヒョン)、李明博(イ・ミョンバク)大統領が韓国を卑屈に見せて得するものがあるだろうか。 FTAは韓国を魅力的に見せる制度だ。 それをするのが政治指導者だ」。

朴本部長は韓米FTA効果において「大企業役割論」も強調した。 「大企業が部品協力会社と提携して一緒に海外市場に行くこと、これがまさに同伴成長だ。 子どもを連れて世界旅行に行けば目が大きく開く。 多くの中小企業が海外に行ってこそ、若い世代の職場も生じる」。


通商交渉本部は複数の国とFTA交渉を同時多発的に進行している。 近いうちに結果が出そうな国はコロンビアだ。 朴本部長は「6月に大統領がブラジルの‘リオ+20’に出席して締結するのが目標」と話した。 インタビュー後に米国でBSE(牛海綿状脳症)感染牛が発生したという話が入った。 26日、朴本部長に追加で質問をした。

--米国でBSE感染牛が発生し、国民が不安を感じている。 08年の混乱が再現されるのではないか心配されるが。

「08年当時は政府の外側からBSE事態を見ながら、国民の健康に関する重要な懸案に対する決定は、科学的な根拠に基づいて行わなければならないと考えた。 より具体的な事実関係を把握すれば、すぐに今後の措置を議論する。 政府は国民の健康の保護を最優先に考慮する」



「韓日中FTAよりも韓中FTAが先」 なぜ?(1)

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