北朝鮮の金正恩（キム・ジョンウン）第１書記が米時事週刊誌タイムの「２０１２年世界で最も影響力ある１００人」に選ばれた。

タイムは金正恩をシリアのアサド大統領やイスラム武装勢力「タリバン」の指導者・オマル師らとともに「悪党（ＲＯＧＵＥＳ）」に分類した。タイムは金正恩のカリカチュア写真を掲載し、「度々悪らつさが見られ、時には極悪非道な犯罪をする‘悪党’に含まれたのは驚くことでない」と伝えた。

「影響力ある１００人」は、インスピレーションや楽しさを与えたり、または挑戦したり世の中を変える人物を選定したというのがタイム側の説明だ。


一方、「影響力ある１００人」には、オバマ米大統領、米大統領選の共和党有力候補ロムニー元マサチューセッツ州知事、ヒラリー・クリントン米国務長官、習近平中国副主席などの政界の要人、ウォーレン・バフェット・バークシャー・ハサウェイ会長、ティム・クック・アップル最高経営責任者らが選ばれた。