ソウル大学融合科学技術大学院の安哲秀(アン・チョルス)院長。
安院長の要請を受けた野党関係者が、「本当に決心したのか。大統領選挙への挑戦は簡単なことではない」という反応を見せると、安院長は、「私は普段からよく笑っているが、心に一度決めれば揺らがない。これまで準備をたくさんしてきた。もう退くことはないだろう」と明らかにしたと関係者は伝えている。
それとともに安院長は、「既存の政治勢力に無賃乗車せず状況を作り出す覚悟ができている。新しい政治実験に失敗することはあっても失望を与えることはしないだろう」と話したとこの関係者は付け加えた。
安院長はこの野党有力者を含め複数の関係者に会い大統領選挙出馬に関する自身の意向を伝えるなど、事実上の支持者集めの作業を繰り広げたことがわかった。安院長は対象者に大統領選挙でのキャンプとなるフォーラムのスタート計画を公開し、政権公約を開発するシンクタンクを設置する考えも明らかにしたという。安院長側関係者は、「アンラボ(旧安哲秀研究所)と安哲秀財団だけでは政治活動をするのは難しいだけに新しい組織が必要だ。近く発足するフォーラムがその役割を担うことになるだろう」と話した。
安哲秀氏「大統領選挙出馬で心固めた」=韓国(2)
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