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日本上場を控えたネクソン創業者「一発で吹っ飛ぶこともあるので緊張」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国最大ゲーム会社ネクソンの創業者、金正宙(キム・ジョンジュ)氏(43)がネクソンの日本上場が決定した後、16日、初めて公式的な席に姿を現した。

金氏は上場後の計画について「ネクソンも一発で吹っ飛ぶこともある」と語った。シャンパンを開けるより、緊張感の中で会社を率いているということだ。その一方で「もちろん胸中には米国ではこうして、中国ではこうしようという考えがある」と述べ、グローバル経営という大きな絵を描いていることを表した。

NXC(ネクソンの持ち株会社)代表の金氏は外部活動やメディアへの露出をほとんどしない。しかし今学期はKAIST(韓国科学技術院)で「技術ベンチャー」という授業を引き受け、教壇で後輩たちを教えている。


テーマは「創業」。この日の授業は「どんな人と創業するべきか」だった。金氏は「20-30年間、一緒にする人に会わなければいけない」と力説した。

特に今回の上場を例に挙げながら「自分が反対しても、他の人たちが進めて決めて成功したことがある」とし、社内コミュニケーションの重要性も明らかにした。金氏は「(会社の)外から見ると、みんな同じ声を出しているように見えるが、内部では‘絶対に反対’という人たちがいて、激しく論争する。そういう過程は幸せだ」と話した。

初期のネクソンのメンバーで、ネオウィズを創業した羅晟均(ナ・ソンギュン)代表にも言及した。金氏は「ネクソンは初期にゲーム開発費が足りない時、羅代表がウェブエージェンシー事業をしながら金を稼いだ。いま考えてもあらゆる面で優れた人だった」と評価した。

講義の後、記者らと会った席で、金氏は「今は何かを立派にやってみようというものはない。実際に私たちが悩んでいるのは一日一日の生存」と危機感を強調した。

一方、安哲秀(アン・チョルス)ソウル大融合科学技術大学院長が保有するアンラボ(安哲秀研究所)株の半分を社会に還元する計画を明らかにしたことに関し、金氏は「安教授のようによく計画をして後ほど…」と話した。



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