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【コラム】平壌がボタンを押す前に(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
光明星3号の衝撃波が世界を揺るがしている。まだ発射もしていないロケット問題が先週ソウルで開かれた核安全保障サミットの議題を“拉致した”という外信報道が出るほどだ。国際社会が声をそろえて発射中止を叫んでいるが、そうなる可能性は希薄に見える。太陽節100周年に金正恩(キム・ジョンウン)の「偉業継承」を知らせる最大イベントを外部圧力のために中断する平壌(ピョンヤン)ではないためだ。

それではどのように対応するべきか。3月29日付中央日報に掲載されたペ・ミョンボク氏のコラムは的を射ている。「撃つなら撃て」「徹底した孤立と苛酷な制裁の苦痛を骨に凍みるほど感じ北朝鮮自ら屈服する時まで待ってみるのが良くないだろうか」。胸に迫る主張だが、現時点でこれが果たして解決法になるか疑わしい。

実際に発射が行われれば国際社会は国連安全保障理事会議長声明を通じ報復に出ることになるだろう。それに対抗し北はまず2月29日の米朝合意の無効化宣言を通じてウラン濃縮活動を再開し、国際原子力機関(IAEA)視察団の訪問を拒否する形で敏感に反応する公算が大きい。同時に3度目の核実験を敢行する可能性もあり、合意によって凍結したプルトニウム再処理施設を再稼働する可能性も排除することはできない。一言で2009年4月以後の動きが繰り返されるわけだ。


北朝鮮のこうした挑発的行動に対しわれわれには2つの対応法がある。ひとつは周辺国はもちろん国連とも協調して対北朝鮮経済制裁を強化していくことで、もうひとつは在韓米軍の戦力補強などで韓米同盟を強化し米国主導のミサイル防衛体制構築に積極的に参加することだ。

しかしこうした状況展開がわれわれに必ずしも有利には見えない。まず制裁の有用性から疑わしい。中国が制裁に積極的に参加するかも不透明だが、たとえ参加するとしても苦痛に慣れている平壌を簡単に屈服させることができるかは未知数であるためだ。さらに大きな問題はその渦中に北朝鮮の核能力とミサイル戦力が日ごとに強化されることで、それにより韓半島の軍事的緊張と新たな冷戦構造も一層固まるという点だ。一言で「罪と罰の悪循環」の中で時間は決して味方ではないという話だ。「戦略的忍耐」の根本的な限界だ。





【コラム】平壌がボタンを押す前に(2)

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