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エアバスと12億ドル契約した韓国航空宇宙産業(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

慶尚南道泗川の韓国航空宇宙産業(KAI)工場でKAIが独自開発した高等訓練機T-50を組み立てる様子。KAIはエアバスから12億ドルの旅客機部品供給契約を獲得した。

韓国航空宇宙産業(KAI)が欧州のエアバス社から12億ドル(約1兆3500億ウォン)契約を獲得した。韓国の航空産業史上最大規模だ。

KAIの金弘経(キム・ホンギョン)社長とエアバスのブレジエ最高業務責任者(COO)は20日(韓国時間)、仏ツールーズで「A320翼下部構造物契約授与書名式」を行った。契約によりKAIは2014年から2025年まで年間500機規模のA320翼下部構造物を独占供給することになる。A320の生産が2030年まで延びれば受注額は17億ドルまで増える。

中央日報は契約締結に先立ち19日に慶尚南道泗川(キョンサンナムド・サチョン)のKAI工場第2事業場を訪れた。正門の案内所では空軍の制服を着た軍人が困った表情で職員と言葉を交わした。あらかじめ通知をしておらず中に入ることができない状況だった。「空軍はわれわれの最大の顧客だが、防衛産業企業である上、内部にわれわれが開発したT-50やスリオンなどに関する資料あるだけに事前に申請をしなければ入ることはできない」というのがKAI側の説明だった。


国際共同開発設計チームに入るとすぐに大型モニターの前で作業中の100人余りのエンジニアが目に入った。開発段階のボーイングB787とエアバスA350の翼構造物の設計が行われる所であり、T-50とスリオンヘリコプター開発の産室だ。





エアバスと12億ドル契約した韓国航空宇宙産業(2)

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