開城(ケソン)工業団地入居企業が北朝鮮の勤労者に提供するチョコパイが、北朝鮮全域の市場に流通しているという。 韓国製品を徹底的に取り締まる市場管理要員さえも「チョコパイ取引」には目を閉じる雰囲気だ。
12日の米自由アジア放送(RFA)によると、最近、親せきに会うため中国を訪問した平壌(ピョンヤン)住民のイさんは「開城工業団地からチョコパイが広がり、韓国の商標と包装紙のまま市場で売られている」と伝えた。 清津(チョンジン)の住民ミンさんも「南朝鮮の商品の売買を取り締まる市場保安員も見て見ぬふりをしている」と話した。
チョコパイの価格は地域ごとに違うが、北朝鮮貨幣で400-500ウォンで取引されている。 韓国貨幣で177ウォン(約12円)ほどの価格だ。 中国国内の韓国食品店では韓国貨幣で300ウォン程度であることを勘案すると、北朝鮮の市場での価格は高くない。
こうした状況について北朝鮮の住民は「北朝鮮市場で売られるチョコパイは開城工業団地の労働者が無料で受けたものを売ったものであるため、原価は計算できない」と説明した。
児童と高齢者に人気のチョコパイは中産階級以下の庶民には今でも貴重な菓子だ。 現在、北朝鮮ではコメ1キロが2800ウォンほどで取引されている。 チョコパイ7個とコメ1キロを交換できる。
清津の住民ミンさんは「北朝鮮貨幣400ウォンなら、3人家族の1食分のトウモロコシ麺を購入できる」とし「将軍様、首領様の誕生日にしか糖菓類を食べられない人たちにとっては今でも貴重な高級食品」と話した。
12日の米自由アジア放送(RFA)によると、最近、親せきに会うため中国を訪問した平壌(ピョンヤン)住民のイさんは「開城工業団地からチョコパイが広がり、韓国の商標と包装紙のまま市場で売られている」と伝えた。 清津(チョンジン)の住民ミンさんも「南朝鮮の商品の売買を取り締まる市場保安員も見て見ぬふりをしている」と話した。
チョコパイの価格は地域ごとに違うが、北朝鮮貨幣で400-500ウォンで取引されている。 韓国貨幣で177ウォン(約12円)ほどの価格だ。 中国国内の韓国食品店では韓国貨幣で300ウォン程度であることを勘案すると、北朝鮮の市場での価格は高くない。
こうした状況について北朝鮮の住民は「北朝鮮市場で売られるチョコパイは開城工業団地の労働者が無料で受けたものを売ったものであるため、原価は計算できない」と説明した。
児童と高齢者に人気のチョコパイは中産階級以下の庶民には今でも貴重な菓子だ。 現在、北朝鮮ではコメ1キロが2800ウォンほどで取引されている。 チョコパイ7個とコメ1キロを交換できる。
清津の住民ミンさんは「北朝鮮貨幣400ウォンなら、3人家族の1食分のトウモロコシ麺を購入できる」とし「将軍様、首領様の誕生日にしか糖菓類を食べられない人たちにとっては今でも貴重な高級食品」と話した。
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