中国と日本が領有権紛争を繰り広げている尖閣諸島（釣魚島）付近の無人島をめぐり命名戦争を繰り広げている。

中国国家海洋局は３日、尖閣諸島付近の無人島７０島など計７１島の中国名を公式発表した。釣魚島という名称はそのまま使用し、付近の無人島には過去から使用してきた名前を復元して命名した。

中国外務省の洪磊報道官は２日、「日本が釣魚島付近の島に一方的に命名したが、これはすべて違法であり、無効という点を強調する」とし「釣魚島は古くから中国固有の領土であり、論争の余地がない主権を持っている」と述べた。国家海洋局は釣魚島が温州から３５６キロ、福州から３８５キロ離れていると明らかにした。


日本海洋政策本部は３日、「排他的経済水域（ＥＥＺ）基準を設定するため、尖閣諸島の周辺にある３９の無人島など計９９島に名前をつけた」と明らかにした。日本政府は近く自国の地図上に該当地名を表記する計画だ。