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脱北者送還反対断食闘争の韓国議員 中国外相の訪韓日に失神

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領が2日、楊潔チ中国外相の表敬訪問を受け、「脱北者問題の円満な解決のために中国政府が積極的に協力することを望む」と要求した。これに対し楊潔チ外相は「韓国側の関心を重要視し、表敬訪問の内容を胡錦濤国家主席に伝える」と答えたと、パク・ジョンハ青瓦台(チョンワデ、大統領府)報道官が伝えた。

青瓦台の関係者は「李大統領は『脱北者が犯罪者ではない以上、中国政府は国際規範に基づいて処理するのが正しい』と述べるなど、これまで述べてきた趣旨の話を十分にした」と伝えた。

これに先立ち楊潔チ外相は金星煥(キム・ソンファン)韓国外交部長官と脱北者問題をめぐって会談したが、合意点を見いだせなかった。韓中両国の外相が中国国内の脱北者身柄処理をめぐって公式的に会談したのは修交20年間で初めて。


金長官はこの日、「国際法上の強制送還禁止原則に基づき、脱北者が強制的に送還されることはあってはならない」と求めた。これに対し楊外相は「中国は国際法、国内法、人道主義に基づいて(脱北者を)処理してきた」と従来の立場を繰り返し、「この問題が国際化されたり、政治化・難民化されることは望まない」と述べた。

一方、この日午後、朴宣映(パク・ソンヨン)自由先進党議員はソウル駐韓中国大使館前で開かれた「脱北者北送中止要求文化祭」に出席したが、10日間にわたる断食のため力尽きて失神した。朴議員は病院で意識を取り戻した後、「1日に脱北者4人が中国とラオスの国境地帯で中国公安に捕まった。この中には生後20日の乳児とその親、20歳代の青年がいる」と説明した。



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