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植民地の朝鮮人を助けた日本人弁護士

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
KBS(韓国放送公社)番組「歴史スペシャル」が三一節特集として日本人弁護士、布施辰治の人生を扱い、朝鮮の民衆側に立った彼の闘争と記録に照明を当てる。布施辰治は04年、日本人では初めて大韓民国政府から建国勲章を受けた人物だ。

さかのぼること1919年2月8日、東京で朝鮮青年独立団が組織され、「2・8独立宣言」をした在日朝鮮人留学生およそ30人が逮捕され裁判が進められた。ところが控訴審で弁護士の布施辰治は朝鮮独立運動の正当性を認め、留学生らの無罪を主張した。一銭の報酬も受けない日本人弁護士だった。

布施辰治はまた、関東大震災当時も暴徒から朝鮮人を守るのに率先した。「人間は誰であれ、自分がどんな人生を送るべきかについて自分の声を聞かなければならない」という所信によるものだ。拘束と投獄という困難を経た布施辰治は結局、弁護士資格を剥奪されてしまった。


「歴史スペシャル」三一節特集は1日夜10時から、KBS第1テレビで放送される。



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