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LGに嫁いだサムスン家の次女も訴訟…財産紛争拡大か(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
サムスン家の兄弟姉妹の財産訴訟が続いている。創業者・李秉喆(イ・ビョンチョル)氏の長男・李孟熙(イ・メンヒ)氏(81)が14日に訴訟を起こしたのに続き、27日には次女の李淑姫(イ・スクヒ)氏(77)が弟・李健煕(イ・ゴンヒ)サムスン電子(70)会長を相手取りソウル中央地裁に訴訟を起こした。両訴訟とも先代会長の遺産と認められた借名株式を返してほしいというのが核心だ。今回も李孟熙氏の訴訟を代理する法務法人ファウが引き受けた。

今後の焦点は他の兄弟姉妹が追加で加わるかどうかだ。現在のところ、長女の李仁熙(イ・インヒ)ハンソルグループ顧問(84)と末娘・李明熙(イ・ミョンヒ)新世界(シンセゲ)会長(69)は特別な反応を見せていない。

(キム・ジンマン)ハンソルグループ取締役は「私たちのグループの経営陣は、25年前の1987年に李秉喆創業者が他界した当時、整理が終わった問題だと考えている。李仁熙顧問は普段から、李健煕会長が先代会長から譲り受けたサムスンをグローバル企業で育てて感心しているという話をよくしている」とし、「李仁熙顧問は訴訟に言及したことがない。普段からこういう話をするということは訴訟をしないということではないだろうか」と述べた。李仁熙顧問はいまハワイに滞在中だが、現在の李仁熙顧問とグループの立場を考えると訴訟に加わる可能性は非常に低いとみられる。新世界の関係者は「李孟熙氏の訴訟が浮上した後、上から特別な指示や言及はなかった」とし「訴訟に加わるかどうかについては分からない」と話した。


今回訴訟を起こした李淑姫氏は早くに結婚したうえ、実家のサムスンと婚家のLGが電子事業でライバル構図を形成することになり、李秉喆会長が相続の対象から排除したと伝えられている。李淑姫氏は22歳で具仁会(グ・インフェ)LG創業主の三男・具滋学(ク・ジャハク)アワーホーム会長(81)と結婚した。財界によると、サムスンが電子事業に進出したことでLGと葛藤が発生し、両家に距離ができたという。



LGに嫁いだサムスン家の次女も訴訟…財産紛争拡大か(2)

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