ソウル－春川（チュンチョン、約８０キロ）を１時間余りで走る京春（キョンチュン）線の「ＩＴＸ－青春」準高速列車が２８日から運行される。 列車料金は６０００ウォン（約４３０円）台となる。 また出退勤時間帯の自由席も拡大運営される。

ＫＯＲＡＩＬ（韓国鉄道公社）は、２８日から竜山（ヨンサン）駅から午前６時、春川駅から午前６時１０分にそれぞれ列車が出発すると発表した。 この列車は清涼里（チョンヤンリ）－春川間を６３分、竜山－春川間を７４分で走る。

ＫＯＲＡＩＬは当初の列車料金が高いという地域の世論を反映し、３０％引き下げた。 竜山－春川の料金は当初の予定（９８００ウォン）より２９００ウォン安い６９００ウォン、清涼里－春川の料金は２６００ウォン安い６０００ウォンとなった。 通勤者と学生が利用する定期券の場合、清涼里－春川区間は一般４１００ウォン、学生３３００ウォン。


また通勤者のために平日（月－金）４・５号車の１階席（４８席）に限られた自由席も、出退勤時間帯に運行される８便は６号車（４０席）まで拡大される。 ＩＴＸ－青春は平日が往復４４回、週末は往復５４回運行される。 ＫＯＲＡＩＬは２４日からホームページ（www.korail.com）、スマートフォン「グローリー」アプリケーション、乗車券自動販売機で乗車券を発売する。

ＩＴＸ－青春は最高速度１８０キロで走り、授乳室、トイレ、インターネット使用が可能な便宜施設も備えている。 ８両のうち２両は韓国では初めてとなる２階建て客車で構成されている。２階建て客車の席は追加料金なく先着順で購入できる。 ＫＯＲＡＩＬは２８日午前１０時に開通式を行った後、午前１０時５０分に春川駅まで試乗列車を運行する。