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<野球>林昌勇「日本で救援王になってメジャー進出」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

林昌勇(イム・チャンヨン、36、ヤクルト)。

林昌勇(イム・チャンヨン、36、ヤクルト)は08年、日本国内の外国人選手最低レベルである年俸30万ドル(当時の為替レートで約3億5000万ウォン)でヤクルトと契約した。

「全盛期は過ぎた」という言葉をあざ笑うかのように、林昌勇は最高球速160キロの直球を武器に日本プロ野球で活躍し、2010年シーズン終了後、3年・最大15億円(約223億ウォン)でFA契約をした。林昌勇の今年の年俸は3億6000万円(約54億ウォン)。無謀な挑戦をした林昌勇はいまや「海外進出の模範例」に選ばれる。

林昌勇は「韓国で倦怠期が訪れたし、新しい野球をしたかった。しかし自分の実力があまりにも落ちていて、多くの年俸を要求することができなかった。当然、私も多くの年俸を受けたかった」と日本進出当時を振り返った後、「後輩たちには良い待遇を受けて日本に進出してもらいたい。幸い、以前とは違って日本も韓国の野球を認めている。日本に進出する道が広まった」と述べた。


すでに親しい後輩の呉昇桓(オ・スンファン、30、サムスン)にその可能性を話している。林昌勇は「最近、呉昇桓に会ったが、海外進出に関心を持っていた。呉昇桓に『良い待遇を受けて日本に来て投げたらいい』と助言した」と伝えた。

林昌勇は一人で大韓海峡(対馬海峡)を渡った08年当時よりも大きな夢を抱いている。日本の救援王とメジャー進出だ。林昌勇は「高年俸選手になったが、私は相変わらず‘傭兵’にすぎない。日本の選手よりも成績に敏感になるしかない」と語った後、「ヤクルトであと2年間投げられる(2013年はオプション)。2年以内に日本で救援王になってみたい」と意欲を表した。

日本の救援王になれば大きな絵を描ける。林昌勇は「今シーズンが終わっても球威が落ちていなければ米国進出も狙ってみたい」と語った。

林昌勇と一緒に日本でプレーした李承ヨプ(イ・スンヨプ、36、サムスン)、金泰均(キム・テギュン、30)、朴賛浩(パク・チャンホ、39、ともにハンファ)は今年、韓国に復帰した。林昌勇は今も日本のマウンドを守っている。

韓国で13年間に104勝66敗168セーブ6ホールドを記録、日本進出後4年間で11勝13敗128セーブをマークした林昌勇は、韓日通算300セーブまであと4セーブを残している。無謀な挑戦を成功に変えた林昌勇は「日本で5年目になる。記録が築かれていく気分が本当にいい」と語った。

この日、47球のブルペン投球で感覚を調整した林昌勇は、26日の楽天戦に初登板する予定だ。



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