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石原父子の政治戦争・・・政治構図を揺さぶるための計略?

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
首相職に向かった父親と息子の戦いなのか、息子を首相にしようする父親の策略なのか。

次期総選挙に備え保守新党旗揚げ作業を急いでいる石原慎太郎東京都知事と彼の長男の石原伸晃自民党幹事長の話だ。韓国では常習的妄言で有名だが日本では4選知事で人気が高い石原慎太郎が1月に保守新党参加を宣言して父子間の戦争が始まった。「石原新党」が予定通り3月にスタートする場合、支持基盤が重なる自民党との競争を避けることはできず、これは首相を夢見る息子の政治的跳躍に暗礁になりかねない。

そこで息子は「人の財布に手を突っ込んでお金を取ると言っているのと同じ」と父親をけなし、父親は「彼の能力では今(幹事長)以上は無理」と息子をこきおろした。


民主党政権の3人目の首相の野田佳彦首相の支持率が20%台に急落し、現在日本の政界はいつ総選挙が行われるかわからないほど混乱している。9月に自民党総裁に挑戦する予定の石原伸晃としては自民党が政権を奪還する場合に首相職を狙えるが、父親はこれにかかわらずに「マイウェイ」を行っている。

しかし最近になって「石原父子の戦争」を額面通りに受け止めるべきではないという見方が広がっている。

「石原知事ほど息子の将来を重要に考える父親はない。したがって石原の動きは現在の政治構図を完全に揺さぶり息子を首相にしようする父親の老獪な計略とみるべきだ」という分析が後を絶たない。石原知事は最近橋下徹大阪市長を新党に合流させるため東京・大阪・名古屋の「3大都市政治連合」を模索している。

これをめぐっても、「自身がひとまず保守勢力の求心点の役割をした後、総選挙後の政界再編過程で国民に人気が高い橋下市長と息子が力を合わせるようにし、“石原伸晃首相”を誕生させようとする戦略」という観測が出ている。



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