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化粧品ショップが躍進…韓流ブームが業界の成長を牽引(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国のコスメブランドショップMISSHA(ミシャ)が大手企業と連日‘戦争’をしている。昨年末から高価化粧品ブランドSK-IIと製品比較広告の件で訴訟中で、最近では韓国国内化粧品2位企業のLG生活健康と「広告妨害」をめぐって真実攻防を繰り広げている。

MISSHAの挑戦は「年間売上高10兆ウォン時代」を開いた原動力だ。統計庁によると、昨年の韓国国内の化粧品小売り販売高は前年比9.6%増の10兆8200億ウォン(約7500億円)。08年に8兆ウォン、09年に9兆ウォンを超えるなど成長が続いている。その核心には「中低価格ブランドショップブーム」と「攻撃マーケティング」がある。

韓国国内化粧品業界の不動の1、2位はアモーレパシフィックとLG生活健康だ。アモーレパシフィック化粧品部門の昨年の売上高は前年比11.9%増の2兆1522億ウォン、LG生活健康は同比13.2%増の1兆2274億ウォンだった。しかし3位以降はライバル会社が見えない。コリアナ化粧品、韓国化粧品など伝統的な企業が流通網でブランドショップの攻勢を受けたからだ。


伝統企業が年間売上高1000億ウォンを超えない間、ザフェイスショップ、MISSHAとともに‘低価格’でスタートしたブランドショップが3万-4万ウォン台の機能性製品まで次々と出し、年間売上高が3000億ウォンを超えた。ブランドショップ1、2位の両社は全国にそれぞれ968店舗、500店舗を展開している。‘MISSHAの戦争’はここから始まった。

MISSHAは昨年末、「高価な輸入化粧品に頼らなくてもよい」という言葉で比較マーケティングを始めた。SK-IIフェイシャルトリートメントエッセンスの空き瓶を持ってくれば自社の新製品「トリートメントエッセンス」を無料で贈呈した。SK-IIの親企業の韓国P&Gは比較広告が自社の商標権を侵害したとして、ソウル中央地裁にMISSHAを相手取り訴訟を起こした。

しかしMISSHAのエッセンスは大ヒットした。発売3カ月で40万個以上が売れ、同社の製品のうち最短期間の最大売上高を記録した。



化粧品ショップが躍進…韓流ブームが業界の成長を牽引(2)

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