５０００万年－２億年後の地球儀は現在とは全く違った姿になりそうだ。アメリカ大陸とアジア大陸が一つになったスーパー大陸「アマシア（Ａｍａｓｉａ）」が誕生し、オセアニアは日本とインドの間に接近している。

科学専門雑誌「ネイチャー」は８日（現地時間）、エール大研究チームのこうした研究結果を電子版で発表した。研究チームは古代岩石から抽出したミネラルを通して地球の磁場性質を分析した。これを根拠に大陸がどう動くかを推論した。

学者らは過去の数十億年間に３、４つのスーパー大陸が存在したとみている。１８億年前の大陸は「ヌーナ」、１０億年前は「ロディニア」、３億年前は「パンゲア」と呼ばれる。現在の地球は次のスーパー大陸を形成する過程にあると考えられる。


アマシア大陸で国境をどう決めるべきかを心配する必要はない。過去２０００万年間の哺乳類の進化を見た場合、どの種も２００万年以上は存続していないからだ。研究チームは「おそらくアマシアに人類はいないだろう」とし「この大陸仮設を証明する人はいないだろうが、想像してみるのも興味深い」と話した。