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韓国セヌリ党のロゴ…「歪んだ日章旗」批判噴出

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

韓国与党のセヌリ党のロゴ。

セヌリ党の色が変わった。過去の民主正義党(1981年)当時から象徴色として使ってきた青をやめて、赤(クリムゾンレッド)と白を採択したのだ。太極旗の白と赤を使用したという。白地に赤の器のようなシンボルが入った新しいロゴ(写真)も公開した。

新しいロゴの制作を主導したチョ・ドンウォン広報企画本部長は「国民を抱きかかえる器、微笑を象徴する唇、縦は国民の声を聞く耳を象徴している」と説明した。「象徴色に赤を使ったのは(サッカー国家代表サポーターの)レッドデビルのような若い世代の好みを反映した」と話した。チョ本部長は「ベッドは家具ではありません」で有名になった広告コピーライター出身。

新しいロゴが公開されると、ツイッターでは「太極旗(韓国の国旗)よりも日章旗を連想させる」という批判が出てきた。「以前のロゴのほうが太極旗に近い」「歪んだ日章旗」「太極旗は赤だけでない」…。またインターネット空間には「便器」「鳥の巣」「浴場」「セヌリ湯」などの言葉も登場した。ロゴの中に鶏や新しい絵を加えてセヌリ党を冷やかすイメージも数多く出てきた。


この日午後の党議員総会でも批判が相次いだ。朴槿恵(パク・クネ)系統の劉承ミン(ユ・スンミン)議員は「数十年の象徴色の青をなぜやめるのか」とし、孫範奎(ソン・ボムギュ)議員は「赤は選挙区で進歩新党候補と区別できないので考え直してほしい」と要請した。

李敬在(イ・ギョンジェ)議員は「太極旗の赤を使ったというが、(太極旗の)青はなぜ捨てるのか、保守層は最近の左派的な政策と関連して紛らわしく感じるだろう」と話した。秦聖昊(ジン・ソンホ)議員も「クリムゾンレッドは西洋では貴族的な色」とし「庶民を代弁すると言っておきながら貴族の印象を与える色を使用すれば批判を受けるおそれがあり、典型的保守層も赤に拒否感を見せるだろう」と述べた。田麗玉(チョン・ヨオク)議員は「韓国で赤は韓国戦争(1950-53)を経験した人たちにとって恐怖」と語った。

この日の議員総会で、セヌリ党という党名に対しては、朴槿恵(パク・クネ)系統の核心の一人である劉承ミン(ユ・スンミン)議員を除いた発言者の大半が賛成して確定した。劉議員は「セヌリ党という名前は特定宗教のイメージがあるうえ、牧師でさえも『異端論争がある新天地教会のようだ』と話している」と主張した。

しかし尹相現(ユン・サンヒョン)議員らが「セヌリは高句麗・新羅・百済を包括し、首都圏では新しい名前がよい。論争はもうやめよう」と話し、議論は整理された。



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