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現代車、過去最大実績の裏には“西欧市場での好調”

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
製品競争力の向上-中古車価値の上昇-販売増加-ブランド価値の上昇-中古車価値の上昇。品質経営に全力を注いだ現代(ヒョンデ)自動車が好循環構造を完成し、昨年、過去最大の実績を出した。

現代車は26日、連結基準で昨年の売上高は77兆7979億ウォン(約5兆2000億円)、営業利益は8兆755億ウォンと明らかにした。

売上高は新車の発表による販売増加で前年比16.1%増えた一方、補助金を含む販売管理費は減り、営業利益は36.4%増となった。


販売台数は初めて400万台を超えた。国内では68万台を販売し、前年比3.7%増にとどまったが、輸出は120万台で同比12.1%増、海外生産販売は217万台で同比15.6%増となった。

米国市場では新型「エラントラ」(国内では「アバンテ」)と「YFソナタ」がヒットし、欧州市場では「i30」が好調だった。現代車は「経済的な燃費、優秀なデザインを同時に備えた新車がよく売れ、確固たる品質経営を土台に安定した成長が続き、過去最大の実績となった」と説明した。

現代車財経本部長の李元熙(イ・ウォンヒ)副社長はこの日の電話会議で「現代車が好循環構造に入っている」と述べた。李副社長は「新型i30が昨年の独フランクフルトモーターショーでライバル企業の会長から品質が認められるほど、現代車の製品競争力は高い水準に達した」とし「その結果、中古車の価値が上昇し、これに伴って補助金を減らし、1台当たり販売価格を上げられる余力が生じた」と述べた。実際、昨年、米国では現代車代理店の補助金支給規模が2010年に比べて39%減の1台当たり1000ドル程度だったと付け加えた。

現代車は今年、自動車産業の不確実性がどの年よりも大きいと予想し、目標販売台数を前年比で小幅増の429万台に設定した。米国・日本企業の攻撃的なマーケティングが予想されるからだ。



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