メキシコにあるLG電子レイノサ工場ではLCDテレビを組み立てる従業員の手は忙しかった。ここでは2秒に1台でLCDテレビが生産される。2000年には72秒に1台ずつ生産された。生産力向上の秘訣としてLG電子は「持続的な教育」を挙げた。
「2000年に4億ドルだった売上額が昨年は25億ドルまで増えた。従業員数はそのままなのに」。
同社レイノサ法人のパク・ジェリョン法人長は、「1人当たり生産量を6倍以上増やした革新がソニーを抜いた秘訣」と話した。どうして可能だったのだろうか。工場を見回った。30メートルの長さのコンベヤーベルトの上にテレビパネルが置かれ、40人余りの人たちが両側に並んで部品を組み立てる姿は通常の工場と変わらなかった。テレビパネルのような核心部品を韓国から持ち込み完成品に組み立てるのが主な業務なので目立った工程も見つからなかった。意外に答は工場の外にあった。3300平方メートル規模の「スマートキャンパス」がそれだ。
ここの新入生産社員は1カ月に220ドル程度の基本給をもらう。中国と同水準だ。しかしチェ・ジョンリョン管理部長は、「世界の工場と呼ばれる中国人労働者の熟練度と比較が難しいほど質は落ちる」と話した。メキシコ中心部と離れているため優秀な事務社員を選ぶのも容易ではなかった。そこで直接教育させることにした。500人を収容できる大講堂と9つの職能教育場、5つの教養教育場を設けて業務能力教育からテコンドーやダンスのような文化教育まで実施する。
LG電子「ソニーを抜いた秘訣」は“スマートキャンパス”(2)
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