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北朝鮮住民、処罰を逃れようと“金正日追慕確認証”購入

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の死去に無理にでも涙を流さなければ処罰を受ける最近の北朝鮮の雰囲気の中で、ついに‘追悼確認証’までが登場した。 追慕行事に参加しなかった住民が処罰を避けようと、お金を出して作成する「不参加事由書」といえる。

11日の米国の自由アジア放送(RFA)によると、哀悼行事に参加しなかった住民があたふたと追慕確認証を作っているという。 深刻な病気にかかっていた、食糧の準備のため周辺農村に出ていた、などが発給の対象だ。 病気だった人は病院で診断書を受けて提出しなければならず、田舎にいた人は農場が発給する確認証に目撃者3人以上のサインを受けなければならない。

かなり難しそうに見えるが、お金さえあれば無難に解決する。 それほど北朝鮮の経済事情が厳しいということだ。 咸境北道(ハムギョンブクド)のある消息筋は「お金さえ出せば病院で診断書を作ることができ、農場管理者に数本の酒を渡しても作成できる」とし「実際に処罰を受けるのは数人程度しかいないだろう」と伝えた。


保衛部員もこれを知りながら黙認する雰囲気だ。 後継者の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党中央軍事委員会副委員長は、哀悼行事に参加しなかった住民を逆賊として処罰しろという指示を出したが、住民はお互い庇い合っている。

消息筋は「保衛部員も『みんな事情があったのだろう。わざと参加しない人などいないはず』と話している。 住民も『適当に処罰しなければいけない。最初から人を捕まえようというものだ』と当局の措置を非難している」と伝えた。

金晋希(キム・ジンヒ)記者



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