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韓中関係、日本を他山の石に(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
J-チャイナフォーラムは9日、ソウルプレスセンターで「中国の隣国として:韓中20年、日中40年」をテーマに創立記念国際セミナーを開いた。 出席者は韓中関係をどう管理するかをめぐり熱を帯びた討論を繰り広げた。

鄭鍾旭(チョン・ジョンウク))東亜(ドンア)大教授は新しい対中国外交のパラダイムとして「戦略的共進(Strategic Co-evolution)」を提起した。 鄭教授はまず、過去20年の両国関係の作動原理を「機能主義(functionalism)」と解釈した。 鄭教授は「その間、中国の安い労働力と韓国の資本・技術が結びついた協力が主流だった」とし「このような市場機能的な協力はもう限界を迎えた」と主張した。 これを克服するためのパラダイムが「戦略的共進」だ。 鄭教授は「政治・社会・文化などの分野も従来の経済領域ほど協力をアップグレードする必要がある」とし「荒波の2012年の両国は、米国に対する見方の隔たりを狭めて共進を模索しなければならない」と強調した。

中国社会科学院の張蘊嶺・国際研究学部主任は「韓中両国は経済だけでなく政治・社会・文化などの分野で積極的に新しい交流領域を発掘し、協力を増進していくべき」とし、鄭教授と同じ立場を表した。 張主任は「李明博(イ・ミョンバク)大統領の中国訪問で関心を引いている韓中自由貿易協定(FTA)は両国関係増進の突破口になるだろう」とし「いま必要なのは制度的な交流体制の構築」と強調した。 両国間の協力を妨げている最も大きな要因には「安保ジレンマ」を挙げた。 張主任は「中国の浮上が韓国にとって経済から軍事問題にいたるまで‘戦略的憂慮’を引き起こすという点を理解する」とし「中国は韓半島の統一を歓迎し、その前提は混乱が発生してはならないということ」と述べた。

韓中関係、日本を他山の石に(2)

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