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【時論】金正恩の虚勢(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
世襲権力は正統性の基盤が先代にあるため、権力を譲り受ける側はできるだけ前任者と同一視されようとする。 先月の金正日(キム・ジョンイル)の死去後、北朝鮮が「金日成(キム・イルソン)=金正日=金正恩(キム・ジョンウン)」という宣伝に熱を上げる理由だ。 金正恩は2010年9月の労働党代表者会で後継者に推挙され、ヘアスタイルや人民服などで祖父の金日成を真似た。 金正恩の統治形態も金正日よりは金日成を摸倣するようだ。 金正日のように党・政・軍に配置した側近を活用して水面下統治をするよりも、金日成のように党政治局など公式政策決定機構を活用して前面に立つ方法を選択するだろう。 しかし好みの政策領域は金正日方式に近いと予想される。 金正恩は余生の金日成のように経済や対話・交渉を通した対南管理よりも、先軍を強調しながら恐喝・威嚇方式の対南政策から馴染ませている。

金正恩が葬儀を終えながらしたことは2つある。 一つは最高司令官に就任したことであり、もう一つは韓国の弔問態度を批判したことだ。 最高司令官の就任で軍統帥権者の空白を急いで埋めようとし、新年初日にタンク師団を訪問することで、金正日の先軍統治を踏襲することを明確にした。 北朝鮮が弔問を口実に対南非難をしたのは、李明博(イ・ミョンバク)政府が対北朝鮮政策分野で低い点数を受けているのをばん回する機会を与えないという意味だ。 もう一つの目的は北朝鮮内部の結束用だ。 後継者の権力基盤が脆弱で社会不安の可能性が高まった現実を隠蔽するため、対南緊張ムードを醸成するということだ。

【時論】金正恩の虚勢(2)

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