ネバーネバーネバーネバーギブアップ。厳粛に進行された野田佳彦日本首相の4日の年頭記者会見にやや滑稽な日本式英語の答弁が登場した。
政権の命運をかけて推進中の消費税引き上げに関し、「党内外で反対が多いが、あきらめる意向はないのか」という質問が出てくると、野田首相は「好きな英単語が6つある」とし、このように答えた。 絶対にあきらめないとして、「ネバーキブアップ」の「ネバー」を4度も叫んだ。
野田首相と民主党は現行5%の消費税率を2014年に8%、2015年に10%に引き上げる方針を年末に確定した。 夜12時まで続いた会議で反対派議員23人と議論したのがどれほど疲れたのか、野田首相は故郷の千葉県の高校同窓会で「四方八方から弾が飛んでくるが、最近は後ろからも飛んでくる。まず民主党内をまとめなければいけなかったが、非常に骨が折れた」とこぼした。
そのパワーの源泉は名分だ。 日本の債務は約1000兆円。韓国ウォンで約1京5000兆ウォンだ。 国内総生産(GDP)の200%にのぼる負債比率はアフリカの数カ国を除いて比較できる国さえもない。 税収より国債発行額が多い歪な構造も続いている。 増税以外には財政健全化を実現する方法がないため、大きな名分は野田首相が握っているということだ。
反対派にも名分はある。 民主党内の反対派の小沢一郎元代表と鳩山由紀夫元首相は「増税は『税金を引き上げないと約束した2009年の民主党の総選挙公約に背く」と主張している。 野田首相に揺さぶりをかけて党をまた掌握するという狙いがあるのは間違いないが、表面上は「国民に対する約束違反はいけない」という名分を立てている。 過去に増税を主張した自民党も「増税するにはまず国民に再信任を問うべきだ」として、これに同調している。 野田首相の名分に比べるとやや弱い感じがするが、増税を歓迎しない国民の間では、こうした論理が意外にも通用している。 このため政治的にはかなり有効な名分だ。
日本の民主党と同じくらい、韓国の執権党にも激しい1月だ。 親李(明博)系と親朴(槿恵)系統の反目はピークに達している。 親李系の重鎮と占領軍格の非常対策委員は相手が刷新の対象だとして連日批判し合っている。
これまで各種選挙でハンナラ党候補にしか投票してこなかったというある知人は最近、記者に対し、「これまでは知りながらもだまされたふりをして投票してきたが、今回はハンナラ党候補に投票しようという気になれない」と語った。 野田首相の増税名分ほどではなくとも、小沢元代表の増税反対名分ほどは期待した保守層でさえも、ハンナラ党が失望感ばかり与えていると愚痴るほどだ。 国と党はどうなろうと国会議員バッジだけはあきらめられないという「自分たちだけのネバーギブアップ」が続けば、勝利どころか、潔い敗北さえも難しくなる可能性がある。
政権の命運をかけて推進中の消費税引き上げに関し、「党内外で反対が多いが、あきらめる意向はないのか」という質問が出てくると、野田首相は「好きな英単語が6つある」とし、このように答えた。 絶対にあきらめないとして、「ネバーキブアップ」の「ネバー」を4度も叫んだ。
野田首相と民主党は現行5%の消費税率を2014年に8%、2015年に10%に引き上げる方針を年末に確定した。 夜12時まで続いた会議で反対派議員23人と議論したのがどれほど疲れたのか、野田首相は故郷の千葉県の高校同窓会で「四方八方から弾が飛んでくるが、最近は後ろからも飛んでくる。まず民主党内をまとめなければいけなかったが、非常に骨が折れた」とこぼした。
そのパワーの源泉は名分だ。 日本の債務は約1000兆円。韓国ウォンで約1京5000兆ウォンだ。 国内総生産(GDP)の200%にのぼる負債比率はアフリカの数カ国を除いて比較できる国さえもない。 税収より国債発行額が多い歪な構造も続いている。 増税以外には財政健全化を実現する方法がないため、大きな名分は野田首相が握っているということだ。
反対派にも名分はある。 民主党内の反対派の小沢一郎元代表と鳩山由紀夫元首相は「増税は『税金を引き上げないと約束した2009年の民主党の総選挙公約に背く」と主張している。 野田首相に揺さぶりをかけて党をまた掌握するという狙いがあるのは間違いないが、表面上は「国民に対する約束違反はいけない」という名分を立てている。 過去に増税を主張した自民党も「増税するにはまず国民に再信任を問うべきだ」として、これに同調している。 野田首相の名分に比べるとやや弱い感じがするが、増税を歓迎しない国民の間では、こうした論理が意外にも通用している。 このため政治的にはかなり有効な名分だ。
日本の民主党と同じくらい、韓国の執権党にも激しい1月だ。 親李(明博)系と親朴(槿恵)系統の反目はピークに達している。 親李系の重鎮と占領軍格の非常対策委員は相手が刷新の対象だとして連日批判し合っている。
これまで各種選挙でハンナラ党候補にしか投票してこなかったというある知人は最近、記者に対し、「これまでは知りながらもだまされたふりをして投票してきたが、今回はハンナラ党候補に投票しようという気になれない」と語った。 野田首相の増税名分ほどではなくとも、小沢元代表の増税反対名分ほどは期待した保守層でさえも、ハンナラ党が失望感ばかり与えていると愚痴るほどだ。 国と党はどうなろうと国会議員バッジだけはあきらめられないという「自分たちだけのネバーギブアップ」が続けば、勝利どころか、潔い敗北さえも難しくなる可能性がある。
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