牛の価格が暴落し、韓牛飼育農家が一つ、二つと消えている。
統計庁が5日に発表した「2011年10-12月期家畜動向」によると、08年末17万6000世帯だった韓牛農家の数は、その後ますます減り、昨年末15万8000世帯と集計された。特に昨年10-12月に5000世帯が韓牛飼育業をあきらめるほど、韓牛飼育農家は大幅に減っている。半面、飼育する韓牛の頭数は昨年上半期まで増えた。
韓牛産地価格の上昇は2010年に止まったが、農村では「韓牛を育てれば儲かる」という見方が続き、飼育韓牛の数が昨年6月には約300万頭(最大適正飼育数は270万頭)に増えた。
08年の米国産牛肉BSE(牛海綿状脳症)怪談で、韓牛は「安全な高級食品」と認識され、人気が高まった。当時、「米国人が食べない30カ月以上の牛を韓国人が食べることになり、BSEに感染する」などの噂が広まり、韓牛の人気が急上昇した。
このため一時販売量が停滞した韓牛は、09年に産地価格が1頭当たり445万ウォンと、前年比で12.8%も上がった。当時、推定最大飼育量の270万頭を超えたが、韓牛価格が落ちなかったのも「米国産牛肉BSE怪談」の影響だと、政府はみている。
2010年には1頭当たり平均523万ウォンまで上がり、一時600万ウォンを超えたりもした。しかし韓牛供給がずっと増え、価格は2011年に332万ウォン(約21万円)に暴落した。前年比の下落幅は36.5%。
農協中央会は今年上半期中に韓牛産地価格が1頭当たり300万ウォンを割ると見込んでいる。すでに5日までに集計した今年の平均韓牛価格は308万ウォンまで落ちている。統計庁の関係者は「韓牛の供給量が少なくとも20%減ってこそ価格暴落事態が落ち着くだろう」と述べた。
統計庁が5日に発表した「2011年10-12月期家畜動向」によると、08年末17万6000世帯だった韓牛農家の数は、その後ますます減り、昨年末15万8000世帯と集計された。特に昨年10-12月に5000世帯が韓牛飼育業をあきらめるほど、韓牛飼育農家は大幅に減っている。半面、飼育する韓牛の頭数は昨年上半期まで増えた。
韓牛産地価格の上昇は2010年に止まったが、農村では「韓牛を育てれば儲かる」という見方が続き、飼育韓牛の数が昨年6月には約300万頭(最大適正飼育数は270万頭)に増えた。
08年の米国産牛肉BSE(牛海綿状脳症)怪談で、韓牛は「安全な高級食品」と認識され、人気が高まった。当時、「米国人が食べない30カ月以上の牛を韓国人が食べることになり、BSEに感染する」などの噂が広まり、韓牛の人気が急上昇した。
このため一時販売量が停滞した韓牛は、09年に産地価格が1頭当たり445万ウォンと、前年比で12.8%も上がった。当時、推定最大飼育量の270万頭を超えたが、韓牛価格が落ちなかったのも「米国産牛肉BSE怪談」の影響だと、政府はみている。
2010年には1頭当たり平均523万ウォンまで上がり、一時600万ウォンを超えたりもした。しかし韓牛供給がずっと増え、価格は2011年に332万ウォン(約21万円)に暴落した。前年比の下落幅は36.5%。
農協中央会は今年上半期中に韓牛産地価格が1頭当たり300万ウォンを割ると見込んでいる。すでに5日までに集計した今年の平均韓牛価格は308万ウォンまで落ちている。統計庁の関係者は「韓牛の供給量が少なくとも20%減ってこそ価格暴落事態が落ち着くだろう」と述べた。
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