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サムスン電子、時価総額が過去最大160兆ウォン超(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
勝者の一人占めが現実になった。スマートフォンとメモリー半導体などで競合を締め出したサムスン電子の株価が最高値を更新した。証券業界ではしばらくはさらに上がるという期待があふれる。

3日のソウル株式市場でサムスン電子は110万5000ウォンで取り引きを終えた。過去最高値だ。これまでの最高値は昨年12月12日の108万4000ウォンだった。昨年8月19日に52最安値の67万2000ウォンまで下がってから5カ月で64%も上がった。同じ期間にKOSPI指数は1744から1861に6.7%上昇した。サムスン電子株が市場平均より10倍近く上がったことになる。この日同社の株式時価総額は162兆7657億ウォンで160兆ウォンを超えた。

サムスン電子の株価を押し上げたのは良好な業績と強固な市場支配力だ。最近サムスン電子はほとんどすべての部門で世界の競合企業を抜いたという評価を受けている。昨年第3四半期にアップルを抜いてスマートフォン市場シェア1位を占めた。サムスン電子のスマートフォン販売量は昨年の9000万台から今年は1億6000万台に大きく増える見通しだ。


スマートフォンの成長はモバイル部品と有機発光ダイオード(AMOLED)の利益増加にもつながっている。キウム証券アナリストのキム・ソンイン氏は、「サムスン電子は世界のIT景気と関係がない“勝者一人占め”の事業群に既存のAMOLED、メモリー半導体、スマートフォン、デジタルテレビに続き非メモリー半導体まで加え中長期成長性と収益性見通しが非常に良い。また、サムスン電子の目標株価をITアナリストのうち最も高い142万ウォンを提示した。大宇証券アナリストのソン・ホグン氏も「非メモリー半導体部門の場合、今年下半期から世界最大メーカーのインテルに続く2位に急浮上している。中長期的にはインテルに追いつくこともある」と話した。



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