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サムスン電子会長「これからは企業群との競争」…投資増額に意欲(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
赤のネクタイには情熱と自信が隠れている。

李健煕(イ・ゴンヒ)サムスン電子会長(70)と鄭夢九(チョン・モング)現代(ヒョンデ)自動車グループ会長(74)が仕事始めとなった2日、赤いネクタイをして登場した。今年の経済状況は厳しくなると予想しながらも、これを解決できるという自信が漂っていた。

ソウル新羅(シンラ)ホテルで開かれた新年賀礼式に出席する前、記者らに会った李健煕会長は積極的な雇用と投資拡大を解決法に提示した。特に「国の経済状況を見て投資をより積極的にする」と述べた。李会長は「算術的に計算すればむしろ投資をやや減らすべきだが、幸い、過去に利益が出たものが少しあるだけに投資をする」と説明した。「(サムスンが)投資を積極的にし、他の企業も投資をするように誘導するのがよい」とも述べた。


サムスンは昨年、過去最大規模の43兆ウォン(約3兆円)を投資した。前年比18%増だ。今年のサムスンの投資は50兆ウォンを超える可能性もある。李会長は役職員の前で「これからは予想できない変化が多い」と述べ、「競争の様相も企業対企業の競争から企業群対企業群の競争に拡大している」と診断した。

鄭夢九会長も人材と基礎技術の確保に向けた投資を強調した。特に鄭会長は「実利」に傍点を打った。鄭会長は「今年は欧州財政危機と世界景気の低迷で、自動車産業の成長の勢いは鈍り、企業間の競争はさらに激しくなるだろう」と予想した。続いて「今年はより内容のある経営活動を通して、グローバル一流企業に飛躍するための基盤を固めようと思う」と述べた。

目標数値がその意志を表している。現代車グループは今年の自動車販売目標を700万台に設定した。販売増加率で見ると6.1%にすぎない。現代車グループは09年の11%に続き、2010年は23.7%、昨年は15%など3年連続で2けた販売増加率を記録した。



サムスン電子会長「これからは企業群との競争」…投資増額に意欲(2)

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