不況にもかかわらず、2012年新年を海外で迎えた旅行客は多いことが分かった。
1日の韓国航空業界によると、昨年12月末から1月8日まで年末年始の海外路線予約率が約90%となった。冬季に人気の東南アジアとオセアニアの一部の路線はほぼ満席となった。複数の旅行会社が出したチャーター機商品も80%台の予約率となり、地方発の海外旅行という‘ニッチ市場’を狙った格安航空会社も旅客の誘致で少なくない成果を出した。外国航空会社も年末年始の特価プロモーションを行っている。こうした雰囲気は旧正月連休(22-24日)まで続くというのが業界の観測だ。
大韓航空の場合、昨年12月の最終週から今月の初週(8日)まで東南アジア95%、オセアニア93%、米州91%などの予約率となっている。昨年の大地震の影響を受けていた日本路線も回復し、85%に達した。国際線全体の予約率は86%で、過去最高となった前年同期(89%)と大きな差はなかった。
アシアナ航空も同じだ。東南アジア(97%)・米州(94%)・オセアニア(92%)などは満席に近かった。全体的にも86.8%の予約率となった。
一部の旅行会社が出した冬季チャーター機観光商品も人気だ。韓進旅行は韓国国内の旅行客に馴染みが薄いインドのバラナシ、ミャンマーのヤンゴン、ケニアのナイロビ、フィリピンのボラカイの4カ国にチャーター機を飛ばした。休暇シーズンを迎えた会社員に人気で、80%以上を販売した。
現代峨山(ヒョンデ・アサン)はティーウェイ航空と契約し、金海(キムヘ)発タイ・チェンマイ行きチャーター機を初めて運航した。そのほか、清州(チョンジュ)空港から出発するベトナム・カンボジア行きチャーター機パッケージも80%以上が売れた。
格安航空会社も忙しい年末年始を送っている。済州(チェジュ)航空は香港(99%)をはじめ、名古屋(96%)・バンコク(90%)・セブ(85%)など国際線の全路線が高い予約率となった。ジンエアーもバンコク・香港路線の予約が100%以上、イースター航空も昨年12月25日に初めて就航したカンボジア・シェムリアップ路線の予約率が92%に達した。
昨年、格安航空会社は地方発の国際線という‘ニッチ市場’を攻略した。済州航空が釜山(プサン)-香港・バンコクおよび済州-大阪などを新設したほか、ジンエアーは済州-上海路線を、エアプサンは釜山-台北・香港路線を新たに開通し、海外旅行客の拡大に寄与した。
従来の航空会社より2-3割安い運賃で4時間以内の国際線を運航するという特性上、機内食もサンドイッチや丼を提供したり、カップラーメンなど即席食品を有料販売し、負担を減らした。
航空業界の関係者は「昨年半ばまで日本大地震やタイ洪水の影響で打撃を受けたが、下半期に入って確実に回復傾向を見せている」とし「今年は週5日授業の全面拡大などプラス要因があり、突発的な悪材料さえなければ海外旅客部門は着実に成果を出すと予想される」と述べた。
1日の韓国航空業界によると、昨年12月末から1月8日まで年末年始の海外路線予約率が約90%となった。冬季に人気の東南アジアとオセアニアの一部の路線はほぼ満席となった。複数の旅行会社が出したチャーター機商品も80%台の予約率となり、地方発の海外旅行という‘ニッチ市場’を狙った格安航空会社も旅客の誘致で少なくない成果を出した。外国航空会社も年末年始の特価プロモーションを行っている。こうした雰囲気は旧正月連休(22-24日)まで続くというのが業界の観測だ。
大韓航空の場合、昨年12月の最終週から今月の初週(8日)まで東南アジア95%、オセアニア93%、米州91%などの予約率となっている。昨年の大地震の影響を受けていた日本路線も回復し、85%に達した。国際線全体の予約率は86%で、過去最高となった前年同期(89%)と大きな差はなかった。
アシアナ航空も同じだ。東南アジア(97%)・米州(94%)・オセアニア(92%)などは満席に近かった。全体的にも86.8%の予約率となった。
一部の旅行会社が出した冬季チャーター機観光商品も人気だ。韓進旅行は韓国国内の旅行客に馴染みが薄いインドのバラナシ、ミャンマーのヤンゴン、ケニアのナイロビ、フィリピンのボラカイの4カ国にチャーター機を飛ばした。休暇シーズンを迎えた会社員に人気で、80%以上を販売した。
現代峨山(ヒョンデ・アサン)はティーウェイ航空と契約し、金海(キムヘ)発タイ・チェンマイ行きチャーター機を初めて運航した。そのほか、清州(チョンジュ)空港から出発するベトナム・カンボジア行きチャーター機パッケージも80%以上が売れた。
格安航空会社も忙しい年末年始を送っている。済州(チェジュ)航空は香港(99%)をはじめ、名古屋(96%)・バンコク(90%)・セブ(85%)など国際線の全路線が高い予約率となった。ジンエアーもバンコク・香港路線の予約が100%以上、イースター航空も昨年12月25日に初めて就航したカンボジア・シェムリアップ路線の予約率が92%に達した。
昨年、格安航空会社は地方発の国際線という‘ニッチ市場’を攻略した。済州航空が釜山(プサン)-香港・バンコクおよび済州-大阪などを新設したほか、ジンエアーは済州-上海路線を、エアプサンは釜山-台北・香港路線を新たに開通し、海外旅行客の拡大に寄与した。
従来の航空会社より2-3割安い運賃で4時間以内の国際線を運航するという特性上、機内食もサンドイッチや丼を提供したり、カップラーメンなど即席食品を有料販売し、負担を減らした。
航空業界の関係者は「昨年半ばまで日本大地震やタイ洪水の影響で打撃を受けたが、下半期に入って確実に回復傾向を見せている」とし「今年は週5日授業の全面拡大などプラス要因があり、突発的な悪材料さえなければ海外旅客部門は着実に成果を出すと予想される」と述べた。
この記事を読んで…