北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の死去後、北朝鮮の新しい指導者として地位を固めている金正恩(キム・ジョンウン)の年齢は27歳。世界で核兵器開発および使用権限を持つ人物の中で最も若い。
米プリンストン大の著名な神経科学者サム・ワン(Sam Wang)教授(写真)は「20歳代はまだ脳が発達中の段階にある年齢で、権力を握って一国を統治するのは非常に危険」と診断した。
24日(現地時間)にワシントンポスト(WP)が伝えたワン教授の分析によると、瞬間的な衝動を抑制して長期的な計画を立てるうえで重要な役割をする脳の部分は20代でもずっと発達中という。言い換えれば、20歳代は衝動を抑えて長い目で見る能力が基本的に足りないということだ。
ワン教授は「今の金正恩と10年後、いや5年後の金正恩は同じ人物ではない」と述べた。特に、王教授は「動物に対する実験で見ると、幼い時期をいかなるストレスもなく思いのままに行動しながら過ごした場合、これとは違う状況でストレス指数が大きく上がる」とし「金正恩がこうした環境で育ったとすれば、状況に適切に対処できる能力を開発できていないはず」と指摘した。
また発達心理学者らは「米国建国の父たちが大統領に出馬できる年齢を35歳以上に制限したのは、十分に納得できる理由がある」とし「それよりも若い人たちの場合、複雑な決定を扱うほどの経験と技術がない」と指摘した。
米中央情報局(CIA)個人性向・政治行動分析センターのジェラルド・ポスト所長も「若い年齢で権力の座に就くのは非常に危険」とし、34歳で父から地位を譲り受けたアサド・シリア大統領を例に挙げた。ポスト所長は「アサドは反政府デモ勢力を残酷に鎮圧した」と述べた。
米プリンストン大の著名な神経科学者サム・ワン(Sam Wang)教授(写真)は「20歳代はまだ脳が発達中の段階にある年齢で、権力を握って一国を統治するのは非常に危険」と診断した。
24日(現地時間)にワシントンポスト(WP)が伝えたワン教授の分析によると、瞬間的な衝動を抑制して長期的な計画を立てるうえで重要な役割をする脳の部分は20代でもずっと発達中という。言い換えれば、20歳代は衝動を抑えて長い目で見る能力が基本的に足りないということだ。
ワン教授は「今の金正恩と10年後、いや5年後の金正恩は同じ人物ではない」と述べた。特に、王教授は「動物に対する実験で見ると、幼い時期をいかなるストレスもなく思いのままに行動しながら過ごした場合、これとは違う状況でストレス指数が大きく上がる」とし「金正恩がこうした環境で育ったとすれば、状況に適切に対処できる能力を開発できていないはず」と指摘した。
また発達心理学者らは「米国建国の父たちが大統領に出馬できる年齢を35歳以上に制限したのは、十分に納得できる理由がある」とし「それよりも若い人たちの場合、複雑な決定を扱うほどの経験と技術がない」と指摘した。
米中央情報局(CIA)個人性向・政治行動分析センターのジェラルド・ポスト所長も「若い年齢で権力の座に就くのは非常に危険」とし、34歳で父から地位を譲り受けたアサド・シリア大統領を例に挙げた。ポスト所長は「アサドは反政府デモ勢力を残酷に鎮圧した」と述べた。
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