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「玄葉外相、韓国側に独島を日本領土と抗議」野田首相が記者会見で公開

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

日本の玄葉光一郎外相。

韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領と野田佳彦日本首相は17、18日の2日間、夕食会や首脳会談などで3時間40分ほど会った。その間、独島(ドクト、日本名・竹島)問題は議論されなかったという。しかし野田首相は首脳会談後に日本の記者らと会った席で、独島問題を口にしたと、日本メディアが報じた。

「17日に玄葉光一郎外相が千英宇(チョン・ヨンウ)青瓦台外交安保首席との会談で、『竹島は日本固有の領土』と抗議した」ということだ。野田首相が首脳会談の結果を説明しながら出てきた話だ。首脳同士が直接した話でもないのに、異例にも外交ライン間の対話を紹介したのだ。

さらに野田首相は「会談」という表現を使ったが、実際には李大統領と野田首相が夕食会に先立って30分間の単独歓談をしたが、その間に随行員が隣室で待機しながらした対話にすぎなかった、というのが青瓦台の説明だ。


玄葉外相が述べたという言葉にも相違点がある。「固有の領土」という表現はなかったし、「竹島に韓国国会議員が訪問し、韓国政府が施設を設置するのは遺憾」という程度だったというのが、千首席の記憶だ。玄葉外相が以前からしてきた主張(「韓国が独島を法的な根拠なく占拠・支配している」)を繰り返したということだ。

千首席は「竹島という島はありもせず、当時は反論する価値も感じられなかった」とし「その代わり日本が過去の問題に対して決断をしてこそ、両国間に発展があると述べた」と伝えた。独島問題に関して正式に反論する場合、領土紛争があるように受け入れられるという点も考慮したという。

韓国政府の関係者は独島に関する野田首相の発言について、「野田首相の外交慣例から外れた発言は、保守的な日本国内の世論を念頭に置いたものではないか」と分析した。



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