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<サッカー>趙広来韓国代表監督が電撃更迭…後任はゴトビ有力

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

サッカー韓国代表の趙広来(チョ・グァンレ)監督(57)とゴトビ氏。

サッカー韓国代表の趙広来(チョ・グァンレ)監督(57)が6日夜、大韓サッカー協会から更迭通知を受けた。趙監督は7日、パク・テハ・コーチにこの事実を知らせた。

趙監督は昨年7月、サッカー協会技術委員会で単独候補に推薦され、代表チームの指揮官を引き受けた。2014年ブラジルワールドカップ(W杯)サッカー大会本戦進出という当面の課題を引き受け、代表チームを引っ張ってきた。

代表チームはアジア地域3次予選で勝ち点10(3勝1敗1分け)でB組トップを走っている。しかし11月にレバノン・ベイルートで行われたアウェー戦でレバノンに1-2で敗れた後、辞任圧力を受けてきた。


最近は選手が代表入りを避けるなど選手管理でも問題点を表した。‘漫画サッカー’と呼ばれるパス中心の戦術に固執し、ベスト11がほとんど変わらない点も、選手団全体の雰囲気を悪化させた理由に挙げられている。

趙監督の更迭は6日午後、坡州(パジュ)トレーニングセンターで、皇甫官(ファンボ・グァン)技術委員長(46)と大韓サッカー協会副会長団がミーティングをした後に確定した。この席で出席者らは韓日戦の惨敗後に急激に落ちた代表チームの競技力を懸念した。その過程で韓国サッカーをW杯本大会に導く力を持った監督を物色しようという意見が強まった。

外国人監督を起用するべきだという意見が優勢だった。清水エスパルスのアフシン・ゴトビ監督(47)が有力な候補に挙がった。ゴトビ氏は02年韓日W杯では韓国代表チームのビデオ分析官を務め、06年ドイツW杯当時はコーチを務めた。ゴトビ氏は韓国サッカーを深く理解しているうえ、イラン代表やクラブチームを指導し、中東をはじめとするアジアサッカー事情にも精通している。ゴトビ氏は今年初め、Jリーグの清水と3年契約をしたが、契約を破棄できることが分かった。

外国人監督の招聘がうまくいかない場合、チェ・ガンヒ全北現代(チョンブク・ヒョンデ)監督をはじめ、能力が検証された韓国人指導者に機会を与えるべきだという意見もあった。

即時更迭ではなくとも、再検討は必要だということに意見で一致した。これに関し、皇甫官大韓サッカー協会技術委員長は「レバノン戦の敗北後いろいろと悩み、いろんな視点で考えた。後任の監督は早期に代表チームの雰囲気をまとめられる人物を候補群に選んだ」と明らかにした。

韓国人では、この3年間で全北現代を2度もKリーグチャンピオンに導いたチェ・ガンヒ監督(52)、洪明甫(ホン・ミョンボ)オリンピック代表チーム監督(42)が候補に挙がっている。洪監督は五輪チーム監督を兼任する可能性もあるが、まだ実力が十分に検証されていないという評価が多い。



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