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日産社長「1万ドル以下の小型車で新興国を攻略」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

東京モーターショーのカルロス・ゴーン・ルノー日産会長。

カルロス・ゴーン・ルノー日産会長が1万ドル以下の小型低価格車競争に本格的に参入すると宣言した。1日の東京モーターショーで行われたインタビューでだ。

ゴーン会長は「新車の需要が増えているところは欧米などの先進市場ではなく、中国・インド・ブラジルなどのの新興国。ここで1000万ウォン(約70万円)以下の低価格車市場が最も大きく成長する」と強調した。

その間、世界自動車業界は新車を開発し、よりラグジュアリーな大型車に集中してきた。価格が高く、利益が発生するからだ。しかし現在、大型車市場は飽和状態にある。相対的に価格が低い小型車は利益が少なく、開発に力を注いでこなかった。今はここに目を向けるべきということだ。


--低価格車市場をどう攻略するのか。

「低価格車を開発するのは非常に挑戦的だ。目の前の収益性よりも長期的な目標で接近する必要がある。インドで日産の小型車マーチ(1万2000ドル)を販売しているが、1万ドルを超えるため、インドメーカーの低価格車とは競争にならない。低価格車市場は新興国で非常に大きいうえ、成長率も高い。インド・中国は自動車普及が中下層にまで拡大する傾向にある。低価格車は日産だけでなく世界自動車業界の課題だ」

--今後、電気自動車に力を注ぐ意向を明らかにしたが。(ルノー日産は2016年に160万台の電気自動車を販売すると東京モーターショーで明らかにした)。

「電気自動車は普及に向けて価格を抑え、毎日使う車(Everyday car)として開発しなければならない。日産の電気自動車リーフは昨年12月の発表後、世界で2万台以上売れた。最短期間に最もよく売れた電気自動車だ。リーフの顧客は57万キロを走行し、300リットルの化石燃料を節約した。これは二酸化炭素が7300トン少なくなったという意味だ。来年リーフが米国で生産されれば普及はさらに速まるだろう」



日産社長「1万ドル以下の小型車で新興国を攻略」(2)

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