8日にソウルのポスコセンターでグーグルのエリック・シュミット会長(左)とポスコの鄭俊陽会長が会った。この席で両会長は世界の鉄鋼業界のリーダーのポスコにグーグルの情報技術と革新的な企業文化のノウハウを移転することで合意し、23日にこのための覚書を結んだ。
ポスコにグーグルの革新DNAを移転して全分野にわたり「賢い鉄鋼会社」に生まれ変わると明らかにしたのだ。話の発端は素朴だった。ポスコが当初望んだのはグーグルのクラウドコンピューティング技術だった。1年余り前、鄭会長は役員陣に、「クラウドコンピューティング技術を導入することを検討せよ」という指示を与えた。事業領域がグローバル化し2020年のデータ使用量は2009年の44倍に達するほどデータ量が急増するという実務陣の報告を受けて下した指針だった。実務陣がさまざまな海外企業を検討した結果、グーグルの技術が適合するという結論を下した。
ポスコとグーグルが意気投合…最強“IT鉄鋼メーカー”誕生なるか(2)
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