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韓食マニアの米国人、「ビビンパバーガー」で料理コンテスト優勝(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

ニューヨークのマンハッタンにあるアンジョロー・ソーサさんのレストラン「ソーシャル・イーツ」。 韓食をはじめとするアジアの味を応用した20種類以上のメニューがある。

--レストラン「ソーシャルイーツ」には「プルコギバーガー」「プルコギミートボール」など他の韓食メニューも多いと聞いた。

「当初は韓食メニューがメニュー全体の3分の1程度だったが、その比率が次第に増えている。 韓食メニューが全体の売上高の40-45%を占めている」

--西洋人は辛いものを避ける人が多いが、韓国の辛いコチュジャンを使う理由は。


「甘さ、すっぱさ、辛さのバランスが私の料理の特徴だ。 コチュジャンに砂糖またはヤシ蜜を少し入れれば、辛さを生かしながらも舌への影響を抑えられる」

--韓食に初めて接したのは。

「8年前にチャン・ジョージの店で勤務したときだ(※チャン・ジョージはニューヨークで活動する有名料理人。 専攻はフランス料理だが、韓国人妻の影響で韓食ドキュメンタリーを撮影し、韓国を訪問するなど韓食のグローバル化にも大きな関心を見せている)。 その後、毎週コリアタウンの韓国食堂に行くほど韓食が好きになった。 私は韓食をただ愛するというレベルではない。 ピザにキムチを載せて食べるほど韓食狂になっている」

--韓食の長所は何か。

「深みある伝統と文化が溶け込んでいると思う。 味と香り、色がよく調和しているのを見ると、飲食を一つの文化として尊重し愛してきた韓国人の心が感じられる」

--「正統韓食」と「フュージョン韓食」のうち、西洋人に近づきやすいのはどちらか。

「個人的には歴史と伝統・文化を重要に考えている。 しかし伝統を次の世代に知らせるためには若い人たちが理解できる方法や文化で伝えなければいけない。 韓食のグローバル化も同じだ。 韓食固有の味や伝統を維持することも重要だが、同時にそれを食べる外国人の口も考慮しなければならない。 新しい味に適応する時間を与えてこそ、理解の心と好奇心も生じるものだ」

--最も好きな韓食は。

「カルビ、白菜と豆腐が入ったテンジャンク(味噌汁)、トックスープが大好きだ。 すべて母や祖母の家庭料理のように作る」

--韓食のほかにもアジアの料理が好きなのか。

「中国・日本・ベトナムなどを旅行しながら自分で見て知ったアジアの味は辛くて、甘くて、すっぱくて、香ばしくてと、いろいろだ。 まさに人生を知っている味だと思う」



韓食マニアの米国人、「ビビンパバーガー」で料理コンテスト優勝(1)

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