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オリンパスの不正暴露したウッドフォード氏「社長復帰もある」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
大規模粉飾会計が明らかになった日本の光学機器メーカーのオリンパスの前英国人社長マイケル・ウッドフォード氏は、「状況がこのようになっただけに私が社長に復帰できるだろう」とし社長復帰に意欲を見せた。

先月14日に日本人理事陣によって社長から追い出された彼は、「私が今年4月に社長に就任した後、過去の買収合併(M&A)過程でとんでもない諮問料と不透明な取り引きがあったことを理事陣に追及すると突然私を更迭した」と主張してきた。会社側はこれを強く否認してきたが、結局8日に記者会見を行い「(ウッドフォード氏の主張は)事実だった」と明らかにした。ウッドフォード氏は9日に日本メディアとのインタビューで、「現理事陣が全員退き株主さえ了解するならば私が社長に復帰できるだろう。復帰する準備もできている」と話した。

彼は「高山修一社長は会見1日前の7日夜に財務担当副社長から事実関係を聞いたというが、これは監査報告書さえ見れば誰でも問題点をひと目で知ることができた事案。私が役員全員に書簡と監査報告書を送ったのに知らなかったというのは話にならない」と主張した。自身の主張を握りつぶし会社の価値を壊した社長と理事陣が全員責任を負うのが当然ということだ。


オリンパスの大株主の米ファンド運用会社ヘリスアソシエーツも8日、最近の事態と関連して声明を出し、「多くの疑問に対し株主は明確で完全な答を必要としている」として徹底した事実糾明を要求した。オリンパスの株価は9日、2日連続ストップ安を記録し、この3週間で80%下落した。

オリンパスが粉飾会計を通じて20年余りにわたり隠してきた有価証券投資損失規模は約1000億円に達するという。



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