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トヨタ首席エンジニア「円高に対応、シエナは米国で生産」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

8日から販売が始まるトヨタのミニバン「シエナ」。3日、記者団を対象に試乗行事が開かれた。

「現代(ヒョンデ)車が卓越した商品性のため米国で躍進したことは高く評価する。トヨタは円高という伏兵にあったが、商品性は優れているため、現代車と良い競争をするだろう」。

日本トヨタでスポーツ用多目的車(SUV)商品企画を総括するアラヤ・モトハル首席エンジニア(51)は3日、7人乗りラグジュアリーバン「シエナ」の韓国発表会でこのように述べた後、「今の円高環境は海外販売が全体の7割を超えるトヨタとしては乗り切るのが難しいほど」と話した。続いて「トヨタは昨年の米国発リコールに続き、東日本大地震、円高という三重苦に苦しんでいるが、まだ1人も正社員を解雇せず、雇用の安定に図っている」と語った。

「シエナ」はすべて米国で生産される。トヨタコリアが円高に対応して米国生産車を輸入した最初のケースだ。「シエナ」については、「スタイリッシュなデザインと大きな車体にもかかわらず、ハンドリングが優れ、運転の楽しさを感じる車」とし「天井が高くて室内が広いため、米国では有名芸能人のほか、大企業役員の専用車としても利用されている」と紹介した。

トヨタ首席エンジニア「円高に対応、シエナは米国で生産」(2)

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