林昌勇（イム・チャンヨン、３５）が所属するヤクルトが日本シリーズ進出を逃した。今年の日本プロ野球の覇権はソフトバンクと中日が争う。

ヤクルトは６日、ナゴヤドームで行われた中日とのセリーグクライマックスシリーズ（ＣＳ）ファイナルステージ第５戦で１－２で敗れた。シーズン１位で１勝のアドバンテージを持つ中日は、シリーズ成績４勝２敗で日本シリーズに進出し、パリーグ優勝のソフトバンクと１２日から日本シリーズを行う。

ヤクルトが敗退したことで、林昌勇も２０１１シーズンを終えた。林昌勇は今季、救援王とチーム優勝を目標に掲げた。しかし今季３２セーブ（４勝２敗）でリーグ救援５位に終わった。


ポストシーズンでは起伏があった。林昌勇は読売とのＣＳ第１ステージ第２戦で１－２とリードされた９回表に登板したが、２／３イニングで４失点した。しかし中日とのファイナルステージ第１戦では０－２とリードした８回裏に登板し、１イニングを無失点に抑えた。第３戦でも２－１とリードした９回裏に登板し、チームの勝利を守った。