朝中国境地帯に接した咸境北道(ハムギョンブクド)茂山(ムサン)鉄鉱山。 日本の三菱鉱業が1930年代に開発を始めたこの鉱山は、経済性がある鉱石だけでも推定埋蔵量が30億トンにのぼるアジア最大の露天鉱山だ。 この鉱山から採鉱後に水に流された尾鉱が積もった豆満江(ドゥマンガン)まで採掘が行われるほどだ。 鉄鉱石価格の急騰で採算が合ううえ、技術も開発されたからだ。 尾鉱を磁石が入った機械に入れて回し、鉄成分を分離できるようになり、豆満江の川底まで浚渫している。 今年初め茂山の向かい側の中国・南平を訪れたある対北朝鮮専門家は「中国側のトラックが北朝鮮に渡り、掘削機で掘った川底の尾鉱を積んで運んでいた」と伝えた。
日中間の‘レアアース戦争’後、北朝鮮のレアアースも注目されている。 チェ・ギョンス所長は「平安北道の鉄山鉱山1カ所だけでもレアアースが約25万トン埋蔵されていて、平安北道定州(チョンジュ) と江原道元山(カンウォンド・ウォンサン)地域にもレアアースが埋蔵されていると把握されている」とし「北朝鮮全域を精密探査をすれば埋蔵量はさらに増えるだろう」と話した。 単純比較すると昨年3200トンを輸入した韓国が78年間輸入できる分量だ。 鉄山鉱山は日帝時代からモナザイトを採掘してきたところだ。 モナザイト原鉱石を製錬すれば、レアアースのセリウムとともにトリウム、ウラニウムなども出る。 北朝鮮は鉄山鉱山で生産されたレアアースを加工し、毎年350トンほどを日本などに輸出してきたが、最近、日本の対北朝鮮経済制裁によって販路を中国に変えた。
北朝鮮の鉱物資源、韓国で1万8000年間使用できるマグネサイトも…(3)
日中間の‘レアアース戦争’後、北朝鮮のレアアースも注目されている。 チェ・ギョンス所長は「平安北道の鉄山鉱山1カ所だけでもレアアースが約25万トン埋蔵されていて、平安北道定州(チョンジュ) と江原道元山(カンウォンド・ウォンサン)地域にもレアアースが埋蔵されていると把握されている」とし「北朝鮮全域を精密探査をすれば埋蔵量はさらに増えるだろう」と話した。 単純比較すると昨年3200トンを輸入した韓国が78年間輸入できる分量だ。 鉄山鉱山は日帝時代からモナザイトを採掘してきたところだ。 モナザイト原鉱石を製錬すれば、レアアースのセリウムとともにトリウム、ウラニウムなども出る。 北朝鮮は鉄山鉱山で生産されたレアアースを加工し、毎年350トンほどを日本などに輸出してきたが、最近、日本の対北朝鮮経済制裁によって販路を中国に変えた。
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