中国国務院の李克強副首相が23日午後、専用機で北朝鮮の平壌(ピョンヤン)空港に到着したと中国国営新華社通信が報道した。李副首相は到着声明で、「中国は南北および米朝関係改善、6カ国協議再開のための北朝鮮の肯定的な努力を評価し、韓半島の非核化過程進展に建設的役割を続けるだろう」と強調した。李副首相は25日まで平壌に滞在する予定で、金正日(キム・ジョンイル)総書記を表敬訪問し中朝経済協力強化策などを議論するものとみられる。李副首相は25日に北京に戻り、26~27日には韓国を訪問して李明博(イ・ミョンバク)大統領を表敬訪問する。一部では李副首相が南北の最高指導者と相次いで接触するという点から6カ国協議再開と北朝鮮の核問題に関する北朝鮮側のメッセージを韓国側に伝えるメッセンジャー役を務めるとの見通しも出ている。
朝鮮中央通信はこの日、「李副首相が崔永林(チェ・ヨンリム)首相との会談で、金正日総書記を中国に招請するという胡錦涛中国国家主席の意向を伝えた」と報道した。金総書記は今年5月と8月の2回にわたり訪中している。
朝鮮中央通信はこの日、「李副首相が崔永林(チェ・ヨンリム)首相との会談で、金正日総書記を中国に招請するという胡錦涛中国国家主席の意向を伝えた」と報道した。金総書記は今年5月と8月の2回にわたり訪中している。
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